月別アーカイブ: 2013年6月

update:2013年6月29日 最終更新日:2018年10月18日

わかりやすい中医学入門【肺】8

※効果や感じ方は人によって異なります

それでは、宣発(せんぱつ)と粛降(しゅっこう)が協調しておこなっているはたらきがあります。
ひとつは呼吸です。呼気(こき)と吸気(きゅうき)です。

もうひとつは水のめぐりです。津液(しんえき)の循環です。
上へ外へという宣発(せんぱつ)のベクトルと、下へ内へという粛降(しゅっこう)のベクトルによって全身にくまなく津液(しんえき)が輸送されます。

もうひとつは水(すい)穀(こく)の精微(せいび)を全身に行きわたらせるはたらきです。

宣発(せんぱつ)と粛降(しゅっこう)ができなくなり、水の代謝に影響すると、むくみとか浮腫(ふしゅ)がおこり、尿の出が悪くなります。上へ外へという宣発(せんぱつ)のベクトルで津液(しんえき)が広く全身に発散され、下へ内へという粛降(しゅっこう)のベクトルによって津液(しんえき)を下降させ腎(じん)に送ります。宣発(せんぱつ)と粛降(しゅっこう)の協調関係によって、肺の通調水道(つうちょうすいどう)という機能は実現されています。通調水道(つうちょうすいどう)とは、体内の水液(すいえき)の輸送、排泄に対する肺のはたらきをいいます。肺は、このように水道を通調(つうちょう)し、水のめぐりをつかさどっています。

※効果や感じ方は人によって異なります

update:2013年6月26日 最終更新日:2018年10月18日

わかりやすい中医学入門【肺】7

※効果や感じ方は人によって異なります

つぎに粛降(しゅっこう)ですが、ひとつ目は、宣発(せんぱつ)が体内の濁気(だっき)を吐き出しているのに対して、自然界の清気(せいき)を吸入します。呼吸の吸気をつかさどります。

ふたつ目は、津液(しんえき)を下降させるはたらきがあり、下降させて腎(じん)に送ります。

みっつ目は清粛(せいしゅく)というはたらき、すなわち、肺と気道を清(せい)潔な状態に保ちます。

肺気(はいき)は清(せい)らかで下降することを正常な状態とします。
肺気(はいき)や津液(しんえき)を下降させることによって肺内部の正常状態が保たれるのであり、気道(きどう)が清潔であってこそ肺気(はいき)は下降し、津液(しんえき)も下へいくことができるのです。

粛降(しゅっこう)が悪くなるとどうなるかといいますと、呼吸が速くなったり、咳(せき)が出たりします。咳(せき)というのは、肺気(はいき)が降りなくなって上に突き上げることで、気逆(きぎゃく)のひとつです。肺気(はいき)上逆(じょうぎゃく)とよんでいます。粛降(しゅっこう)が悪くなると、咳(せき)や喘息(ぜんそく)がおこります。

※効果や感じ方は人によって異なります

update:2013年6月22日 最終更新日:2018年10月18日

わかりやすい中医学入門【肺】6

※効果や感じ方は人によって異なります

また、宣散(せんさん)をとおして汗腺(かんせん)の開閉をコントロールしています。
たとえば、暖かいところから寒いところへ行くと、(そう)理(り)を閉じて熱の放散を防ぎます。(そう)理(り)とは、皮膚を見てください。碁盤の目のようにしわがありますが、そのしわの中にある穴のことです。汗腺(かんせん)と考えていただいても結構です。(そう)理(り)を閉じると汗腺(かんせん)が閉じ、毛が逆立ちます。鳥肌がたつのは汗腺(かんせん)が閉じたためで、寒邪(かんじゃ)に侵されないように適応するための反応です。

肺のはたらきが正常で宣発(せんぱつ)がしっかりしていると、寒熱(かんねつ)などの温度変化や環境にすばやく対応することができます。
汗は心(しん)の液といわれますが、発汗を調整しているのは肺の宣発(せんぱつ)のはたらきです。

風(か)邪(ぜ)のひきはじめで寒(かん)邪(じゃ)が体表(たいひょう)をおそうと、(そう)理(り)が閉まって汗が出にくくなります。寒の収引性(しゅういんせい)がはたらくためです。

宣発(せんぱつ)が悪い状態を、宣を失うということで「肺気(はいき)失宣(しっせん)」といいます。

宣発(せんぱつ)は呼気(こき)と関係しているので、呼気(こき)の状態が悪くなる、あるいは、汗が出なくなったり、くしゃみ、鼻づまりの症状が表れやすくなります。他に、鼻水や咳(せき)、喉(のど)などの呼吸器系の症状が出てきます。衛気(えき)をとおして腠理(そうり)の開閉に関与し、発汗を調整していますが、肺気(はいき)が虚(きょ)すと、体表(たいひょう)の衛気(えき)の分布が少なくなり、汗がもれやすくなります。

※効果や感じ方は人によって異なります

update:2013年6月19日 最終更新日:2018年10月18日

わかりやすい中医学入門【肺】5

※効果や感じ方は人によって異なります

宣発(せんぱつ)と粛降(しゅっこう)をつかさどる

「宣」とは宣伝の宣で、「広く知らせるという意味ですが、宣発(せんぱつ)とはベクトルでいうと上向き外向きに発散させるというはたらきです。

粛降(しゅっこう)の降とは、「降ろす」という意味で、粛降(しゅっこう)はベクトルでいうと、内向き下向きにはたらきます。

まず宣発(せんぱつ)ですが、肺の宣散(せんさん)と輸送の機能のことで、力の方向は、上へ外へ向けてはたらきます。

宣発(せんぱつ)のはたらきのひとつ目は、呼吸の呼気(こき)をつかさどっています。肺の宣発(せんぱつ)によって呼気(こき)をおこない、体内の濁気(だっき)を呼出しています。

ふたつ目は津液(しんえき)と衛気(えき)を宣散(せんさん)により体表(たいひょう)に送ります。皮毛(ひもう)に散布します。

肺のはたらきが正常であれば、津液(しんえき)によって皮膚はうるおい、衛気(えき)によって体表(たいひょう)はガードされています。ですから、外からの病因を体表(たいひょう)ではねのけて、内部をしっかりと守ることができるのです。宣散(せんさん)が失調すると、皮膚はうるおいを失い、カサカサして外からの病(びょう)邪(じゃ)の侵入を許しやすくなります。

※効果や感じ方は人によって異なります

update:2013年6月15日 最終更新日:2018年10月18日

わかりやすい中医学入門【肺】4

※効果や感じ方は人によって異なります

気機(きき)は、生命活動を維持する根本的なはたらきであり、肺気(はいき)が粛降(しゅっこう)により下降し、肝気が条(じょう)達(たつ)・昇発(しょうはつ)することによって、気機(きき)がのびやかにととのい、気血(きけつ)が上下に運ばれます。

条(じょう)達(たつ)とは、多方面に関係することで、肝の疏泄(そせつ)による気機(きき)の調節を表現しています。上昇をつかさどる脾(ひ)気(き)と下降をつかさどる胃(い)気(き)が協力することにより、飲食物の消化吸収、運搬、排出が維持されます。心(しん)は火であり、上にあり、腎(じん)は水であり、下にあります。この心火(しんか)は下に降って腎水(じんすい)をあたため、腎水(じんすい)は昇って心(しん)陰をたすけて養って心陽(しんよう)がひとり亢進(こうしん)しないようにしています。

このように水火(すいか)が上下して交通し、たすけあう関係を心(しん)腎(じん)相交(そうこう)といいます。

すなわち、肺は呼吸をとおして体内の気機(きき)をコントロールしているため、「肺は一身(いっしん)の気をつかさどる」といわれているのです。

肺は呼吸をとおして機能生成にたずさわり、気の動きをコントロールしています。

※効果や感じ方は人によって異なります

update:2013年6月12日 最終更新日:2018年10月18日

わかりやすい中医学入門【肺】3

※効果や感じ方は人によって異なります

さて、呼吸をするということはどういうことでしょうか。

鼻から吸入された清(せいき)気は、上から下まで全身をくまなく循環して濁気(だっき)となって鼻から出されます。
呼吸するということは、身体の中では清気(せいき)が上から下まで、内から外まで、全身くまなく送られるということで、筋肉や内臓を含む全身の諸器官の血液循環を促進するマッサージのようなはたらきがあります。肺は呼吸をつかさどり、呼吸によって心(しん)をたすけて、血液循環をバックアップしています。すなわち、全身の血行を良くしようと思えばしっかりとした呼吸をすればよいということになります。
さて、鼻で吸って吐くということは、身体の中では上下運動が起こっているということです。

気機(きき)というのは気の動きのことで、昇降(しょうこう)出入(しゅつにゅう)といって、昇ったり降りたり、内向きにはたらいたり外向きにはたらいたり、正常な気の運動方向が定まっています。すなわち、呼吸することによって、体内の気の運動の向きが正常に動くようにコントロールしているのです。

※効果や感じ方は人によって異なります

update:2013年6月8日 最終更新日:2018年10月18日

わかりやすい中医学入門【肺】2

※効果や感じ方は人によって異なります

主気(しゅき)

肺の生理作用である主気(しゅき)にはふたつの内容があります。
ひとつは呼吸の気をつかさどり、呼吸をするということです。
もうひとつは全身の気をつかさどり、全身の気の動きを調整するはたらきがあります。
肺は呼吸によって体外の清(せい)らかな空気を吸入して体内の汚れた濁気(だっき)を吐き出します。絶えずきれいなものを入れて汚いものを出すというはたらきをしているのが呼吸です。

吸入した自然界の清気(せいき)と水穀(すいこく)の精微(せいび)が合わさって作られるのが宗気(そうき)です。宗気(そうき)は肺で作られ、胸中にあって肺をたすけて呼吸をつかさどり、心(しん)をたすけて血液循環を推動します。発声にもたずさわっています。宗(そう)気(き)が不足すると、呼吸が浅くなったり、息切れをおこします。声には力がなくなり、気血(きけつ)の循環が悪くなります。

※効果や感じ方は人によって異なります

update:2013年6月8日 最終更新日:2018年10月18日

当院は大阪で最も早く美容鍼灸を取り掛かってきました

※効果や感じ方は人によって異なります

 5年前美容鍼を取り入れたのは大阪では誰も知らない頃でした。治療一筋にやってきた私にとって美容に取り組むと言うことに少し抵抗がありましたが、今では美容鍼は健康と自信をもたらす医療の集大成、芸術であると思っております。美容鍼灸だけを目的に来院される方もだんだん増加してきました。

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中医学による体質改善を平行していきますので、オイリー肌、乾燥肌、アレルギー肌をお持ちの方も、どうか安心してお越しください。当院の美容鍼灸は23年の治療技術の上に成り立つものです。

当院と他の鍼灸院との決定的な違いは、本格的な中医学弁証による鍼灸治療が出来る施術所と言うことです。美容鍼灸に取り組んで5年、鍼を用いない小顔・整顔・リンパデトックスも開発致しました。

 鍼は最初ちょっと抵抗がある・・・という方に、大変好評を頂いております。まずはお気軽に当院までお問い合わせください、皆様からの来院をお待ちしております。

美容鍼灸をお考えの方へ|大阪豊中市のはらだ針灸整骨院

※効果や感じ方は人によって異なります

update:2013年6月8日 最終更新日:2018年10月18日

大阪で多くのお客様に美容鍼灸をご利用いただいております

※効果や感じ方は人によって異なります

当院に美容鍼灸で来院される方は、40代から60代の方が一番多いです。施術後すぐに効果が見られます。基本的には翌日以降にはっきりと効果が見られ、約一週間効果が持続します。再生能力の基礎が出来るまでの1~6ヶ月と個人差はありますが、週一回のペースで、以後月二回の治療で持続できます。

 美容鍼灸のお客様は、次に来院することを楽しみにされて院をあとにされます。
上がる、締まる、潤う、フェイスラインが締まる、小顔になる、皮膚に透明感が出るのが美容鍼の効果です。
目の輝きや表情が明るくなり、健康なイメージを受けるようになります。なにより、自信を持って頂けます。
美は周りを幸福にします。気持ちをほっと和らげるものです。
個性を引き出す、チャーミングな魅力を引き出すことを心がけております。

誰でもきれいになれるのです。

まずは当院までお気軽にご相談ください!!

※効果や感じ方は人によって異なります

update:2013年6月5日 最終更新日:2018年10月18日

わかりやすい中医学入門【肺】1

※効果や感じ方は人によって異なります

肺の生理に入ります。

肺と関連するキーワードは、皮毛(ひもう)、鼻(はな)、涕(てい)、非憂(ひゆう)です。
そして、さらに大切な肺の生理を統括(とうかつ)した熟語のキーワードは「肺は一身(いっしん)の気(き)をつかさどる」、「肺は水(みず)の上源(じょうげん)」です。
他に肺の特性をあらわしている言葉に、「肺は貯痰(ちょたん)の器(うつわ)」、「肺は嬌臓(きょうぞう)」があります。

これらのポイントとキーワードにもとづいて話を進めていきます。

※効果や感じ方は人によって異なります

初めての方は、まずお気軽にお電話ください。ご来院前にお電話でのご相談も行っています。
大阪府豊中市服部南町1丁目3番33号
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