月別アーカイブ: 2013年5月

update:2013年5月28日 最終更新日:2013年5月28日

わかりやすい中医学入門【脾22】

※効果や感じ方は人によって異なります

脾は肌肉(きにく)を主る

肌肉(きにく)とは、筋肉をふくめた、いわゆる骨以外の肉のことをいいます。肌肉が十分に栄養されていると、肌肉は一定の豊満さ、太さを維持します。栄養が悪くなりますと、肌肉はやせてくる、あるいは萎縮(いしゅく)してきます。ですから、太って困っている人も多いかもしれませんが、やせて困っている人もいます。何がやせているのかというと、肌肉がやせているわけです。バランスの取れた食生活をしていないことが、ひとつの原因です。

もうひとつは、脾がきちんとはたらいていない、ということです。きちんとした食生活をしているにもかかわらず、肌肉がやつれているとしたらどうでしょうか?脾の機能、すなわち運化作用が悪くなって、水穀の精微である栄養が全身にうまくいきわたらないのです。その結果、肌肉が栄養されずに軟弱(なんじゃく)な肌肉となり、筋力の低下や無力、あるいは萎縮(いしゅく)といった症状をひきおこします。

梅雨の時期にはいると、高温多湿となります。湿は脾に対して悪い影響をおよぼしやすいのです。脾の機能の低下は、体内に過剰な湿の産生をまねき、身体が重くだるくなりやすいのです。衣服が雨にぬれて水分をたくさんふくむと、身体が重く感じるのと同じです。

※効果や感じ方は人によって異なります

update:2013年5月26日 最終更新日:2013年5月26日

大阪で肩こりにお悩みでしたら当院におまかせください!!

※効果や感じ方は人によって異なります

院長

こんにちは、はらだ鍼灸整骨院の原田です。肩こりは、いろいろな原因があります。ストレスが原因で、首肩の周辺に緊張を起こすもの、脊椎骨盤の歪みなどの姿勢性のもの、胃腸疾患や腎臓疾患による内臓性のもの、睡眠不足や仕事や勉強、スポーツのやり過ぎなどで起こるもの、老化が原因で起こるものなど、またそれらの原因がいくつか重複して発生するものなど様々です。

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update:2013年5月25日 最終更新日:2013年5月25日

わかりやすい中医学入門【脾21】

※効果や感じ方は人によって異なります

脾は口に開竅(かいきょう)し、その華(か)、すなわち色艶(いろつや)の状態は唇に現れます。

開竅(かいきょう)とは、内から外に通じ、内側の状態を反映することをいいます。脾の運化機能が正常におこなわれているときには、おなかがすいておいしく食べられ、味覚と食欲がきちんとはたらいています。運化機能の失調によって、口の中がネバネバする、口の中があまったるい、食欲の低下、あるいは、味がよくわからないなどの味覚の異常が生じます。味がわからなくなると、ついつい味の濃いものを食べてしまったりします。

味がわからないといことは、本当に味気ないものです。
ですから、このようなケースでは、気持ちがうつ状態になりやすい方が多いのです。悪循環になるのです。そうならないためには、脾の機能を回復させることが大切です。脾の機能が回復すると、自然と味覚は回復するのです。また、脾の運化が低下して気血の生化が不足すると、唇の血色も悪くなります。

味覚の異常や口の中の症状、口唇の色をとおして、脾の情報をつかむことができます。五臓の色体表を思い出してください。脾のキーワードは、肌肉(きにく)・唇(くちびる)・口(くち)・延(えん)・思(し)です。

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update:2013年5月21日 最終更新日:2013年5月21日

わかりやすい中医学入門【脾20】

※効果や感じ方は人によって異なります

昇清作用のもうひとつの作用に、内臓を下垂させないようにするはたらきがあります。
これも、脾の昇清作用に依存しています。

われわれの内臓も、万有引力の力をうけています。下にひっぱられるちからがつねにはたらいています。ですから、脾の昇清の力で、下がらないように、いつも上げる力がはたらいているのです。この昇清の力によって、内臓の位置を固定させているのです。胃が下にさがることを胃下垂といいますね。脾の昇清作用がよわくなると、胃下垂、腎下垂、子宮脱、脱肛など、内臓が下にさがってくる病態が発生します。
病位はちがいますけれど、これらは、みな、下に落ちる病気ですから、脾の昇清作用を高めることが、治療方法となります。

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update:2013年5月18日 最終更新日:2013年5月18日

わかりやすい中医学入門【脾19】

※効果や感じ方は人によって異なります

たとえば、仕事でも、考えたり思ったことがうまくいっているときはいいのですが、うまくいかなかったとき、思いすぎたり考えすぎたりして思慮(しりょ)過度(かど)となって、脾を損傷しがちです。脾を損傷すると、昇清がうまくいかなくなり、脳に十分な栄養素が送られません。ですから、一生懸命考えようとしても、すぐ疲れてしまいます。集中できずに思考がとぎれてしまいます。

ですから、よけいに考えたり思ったりすることに時間をかけてしまいます。時間をかけるわりには思うような結果がでません。そうすると、ますます深く思い、考えるようになります。「深く」というのは過度ですから、ますます脾を損傷して昇清が悪くなります。その結果、さらに思考が集中して継続できなくなり、悪循環になるのです。さらに脾の機能が低下して、運化や気血の生成が衰えると、食欲不振や下痢、不眠、元気が出ないなどの症状をひきおこします。

がんばろうとすれば、よけいに悪くさせてしまうのです。この悪循環をたちきるため、このようなケースの場合、脾の角度から治療をおこないます。仕事でいきづまったケースでも、受験ノイローゼでもそうですが、的確な治療をほどこせば、この悪循環をたち、きちんとみずから回復されていきます。

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update:2013年5月14日 最終更新日:2013年5月14日

わかりやすい中医学入門【脾18】

※効果や感じ方は人によって異なります

いま、考えなければいけないことは、血液のもとでもある私たちの体内水分、「水」の状態のことです。
「水の代謝が悪いですね」と言うと、「水を飲みすぎですか?」、「水を飲んではいけないのですか?」と、よくたずねられます。

また、水を飲めばよいという健康法があって、一日にたくさんの水を飲むようです。しかし、私たちの身体の中の状態や臓腑の機能はひとりひとり異なっています。たとえば、水を代謝する機能の脾が弱っているために、水の代謝が悪くなって、水がたまっている場合、このような時にたくさん水を飲んでも、水によって身体がうるおされることよりも、水を代謝する脾にさらに負担がかかってしまい、さらに代謝が悪くなってしまいます。

風邪をひいて、熱をだして、胃腸機能が低下して、何も食べたくない時に、たくさんの栄養物を摂取するのと同じ事です。栄養物による栄養のプラスよりも、栄養物を消化する負担の方が大きく、胃腸機能が障害されて、さらに体力の低下をひきおこすのです。

水は本来、ほしいときにちょうどよいくらい飲めばよく、たくさん飲めばよいというものでも、飲まない方がよいというものでもありません。無理をして制限する必要はないのです。

脾の機能の低下には、ストレスによる肝の疏泄の失調が脾に影響するケース、思いわずらいなど、精神作用が直接脾の機能に影響するケース、栄養の不足や飲食のかたより、暴飲暴食などが脾に影響するケースなど、さまざまです。さらに肺や、腎も水の代謝に大きく関わっています。

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update:2013年5月11日 最終更新日:2013年5月11日

わかりやすい中医学入門【脾17】

※効果や感じ方は人によって異なります

コレステロールによる血液の粘性についてよくいわれますが、血液のもとはなんでしょうか。

血のもとは水なのです。そのもとの水がサラサラ流れる清流のような水であったらよいのですが、水の状態にもいろいろあります。たとえば山奥の清流、水が少々汚れていても流れている川、そして流れがなく水がたまったままの湖やため池などです。

また、次のような川をよく見かけませんか。川の水が汚れてくさく、ほとんど流れがありません。川の底には、冷たいヘドロがたまっていて、どろどろとしています。また底にたまっているヘドロが熱せられて、水面に泡をふいています。川の魚がプカプカと水面に浮かんであえぐように酸素を吸っています。この水を飲めるでしょうか?

もし、あなたの身体の中の水の状態が、このようにヘドロがたまっている川の水のようであったらどうでしょうか。近年、このような状態の人が異常に増えているのです。
私たちの体内成分である水も、どのような状態であるかはこの川の水のように、ひとりひとり異なっています。

飲み水に対しては、現在、私たちはアルカリイオン飲料やミネラルウォーターなど、厳選していますが、自分の体内成分である水がどのような状態であるか、真剣に考えたことがある人は少ないでしょう。いまや日本では、5人に1人が罹患しているといわれる花粉症があります。

花粉症は、このように近年、急激に増加し、さまざまな花粉についてとりざたされていますが、根本的な原因は飛散している花粉ではありません。花粉はあくまで誘因であり、原因ではないのです。共通する発症原因の一つに、私たちの体内の水の代謝障害があります。体内水分の状態がさまざまな疾病をひきおこすことについては、だれも気がついていないのです。

ですから、水が共通の病因となってしまい、いまや国民病となっているのです。

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update:2013年5月7日 最終更新日:2013年5月7日

わかりやすい中医学入門【脾16】

※効果や感じ方は人によって異なります

湿の多さは舌苔(ぜったい)に反映し、湿が多くなるほど舌苔がぶあつくなり、痰湿になると、ねっとりとしてきます。このぶあつくねっとりとした苔(こけ)が多いと、体内に痰湿が多いと判断できます。

鏡で舌を見てみてください。さらに、湿は一度停滞すると、その粘滞性より、長くとどまって、改善されにくいのです。

雨が降る前は、いつも頭が重い、関節が痛む、症状が悪化する、長期にわたり改善されない、なども湿と関係しています。湿は本来、水の性質をもっていて、陰邪(いんじゃ)であり身体を冷やします。水は高いところから低いところへ流れますが、体内の湿も下に下降して、下半身の冷えやむくみをひきおこします。

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update:2013年5月4日 最終更新日:2013年5月4日

わかりやすい中医学入門【脾15】

※効果や感じ方は人によって異なります

しかし、臨床では、正気(せいき)の不足の症状も、邪気(じゃき)の有余の症状も、元気があるか、ないか、などは省かれていますので、身体が非常におもだるい、気力がない、疲れやすくなり、どちらも同じような表現となります。

が、舌脈診においては、はっきりと虚実を示す状態が舌脈象にあらわれています。虚か実か、虚実(きょじつ)挟雑(きょうざつ)の場合、その割合をきちんと見極めることが一番大切です。ですから、臨床ではそれらを識別するために必要な問診ができること、舌脈診ではそれぞれの証候にあらわれる特徴的な舌脈象を理解していることが大切です。問診やさまざまで得た情報で証を確定していきますが、同時に、舌脈診でそれらの証が正しいかどうか確認できるのです。

舌の状態でみてみると、痰湿がたくさん産生されると、舌質がはれぼったくなり、舌を出すと口いっぱいに広がることがあります。水が一杯たまっているのです。脾虚(ひきょ)で湿がたまってきますと、舌体に裂紋(れつもん)といって、ひび割れがおこることがあります。脾虚のため、推動が低下してひきしめられないのです。お風呂に長くはいると手がふやけてくるのと同じです。

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