月別アーカイブ: 2012年9月

update:2012年9月26日 最終更新日:2017年8月9日

わかりやすい中医学入門 【陰と陽】⑯

※効果や感じ方は人によって異なります

ところで、陰と陽の概念を導入することにより、新たに有効な証候の概念が生まれます。
それは、寒(かん)と熱(ねつ)、すなわち寒証(かんしょう)と熱証(ねっしょう)の概念です。
寒証と熱証は以下のように定義されます。

熱証:陽>陰である証候  温かい機能である陽の方が勝っている状態。
寒証:陽<陰である証候  冷たい物質である陰の方が勝っている状態。

陽実証と陰虚証はともに熱証であり、陰実証と陽虚証はともに寒証となることは、図2(前回の【陰と陽⑮】を参照)をみていただけると、おわかりになると思います。
二つの熱証はどちらも熱感などの似た症状を示し、また二つの寒証も寒けなどの似た症状を示します。

しかし、症状が似ていても一方は実証、もう一方は虚証であるので、治療方法は瀉法と補法とで、まったく異なるので、この区別はとても大切です。
そこで、陽実による熱証を実熱証、陰虚による熱証を虚熱証として二つの熱証を区別し、陰実による寒証を実寒証、陽虚による寒証を虚寒証として二つの寒証を区別します。

※効果や感じ方は人によって異なります

update:2012年9月25日 最終更新日:2012年9月25日

腰椎、椎間板ヘルニアや変形性脊椎症から来る下肢の激しい痛みやしびれについて

※効果や感じ方は人によって異なります

腰椎、椎間板ヘルニアや変形性脊椎症から来る下肢の激しい痛みやしびれについて

椎間板ヘルニア及び変形性脊椎症から来る下肢の痛みやしびれは、

一年にも及び慢性化することがある。

そんな患者さんが最後の砦として、私の鍼灸治療院によく来院する。

まず骨盤が歪んでいる、左右の足の長さに違いがある、5ないし7㍉。

左右のどちかに骨盤高位が見られる。

次に骨盤の回旋が見られる。

左回旋および右回旋で、大きく回旋しているケースが多い。

骨盤高位と回旋は両方持っていることが多く、痛みやしびれが取れない原因となっている。

体質的には筋肉が沼地のように硬く締まって弾力性を失っている。

身体の中に湿気が多く筋肉が冷えている。筋肉が粘土のようになっている事が多い。

筋肉を柔らかくし温め、体の中に溜まった古い水分を出してやることが大切だ。

骨盤を正しく治し、中医学弁証論治により体質を改善する。

鍼灸治療により筋肉を柔らかくし、神経の炎症を取り除いていく。

上記を総合し、神経圧迫、神経炎症を取り除き自然な筋肉に戻し

体を正体とし、痛みを取り除いていきます。

長年の痛みから解放されることが私の何よりの喜びであります。

今後も疾病の根本的な改善を使命として、治療を行っていきたい。

※効果や感じ方は人によって異なります

update:2012年9月25日 最終更新日:2012年9月25日

これからの私の30年

※効果や感じ方は人によって異なります

・たわいない独り言

現在日本の平均寿命は男性83歳、女性86歳である。

男性の平均寿命まで生きたとしたら27年、

間違えて女性の平均寿命まで生きたら30年という年月を所有することになる。

言い換えれば、これから30年も生きなければならないということだ。

これからの人生を生きるのは、今まで生きてきた人生より難しい。

命門の火は衰え、だんだん老化現象が進んでいくからだ。

・私のビジョン  最初の10年

そこで、これからの私のミッション・人生スピリッツ・ビジョンについて考えてみたい。

あぁこれで良かったと思う人生を歩むためには、生涯のビジョンを持つこと意外にない。

まず最初の10年、治療所と学院を成長発展させる。

鍼灸治療に携わりながら、中医学をさらに奥深く学ぶ。

実践して学んだものを「実践中医学入門講座」に表す。

症例をまとめ、症例集を作る。操体法とヨガ修正法の両面から

骨盤矯正及び脊柱矯正を体系付け、これまでにない整体の本を作る。

ヨガ活動に参加し、多くの人と触れ合い学ぶ。

学院の受講生を尻上がりに増やしていく、そして優秀な人材を育成していく。

初年度10人、次年度20人と倍増していくようにし、受講生は300人を目標とする。

伝える内容は整体、ヨガ、操体法、心理学、中医学、美容鍼灸、指圧、マッサージなど

東西両医学から学んだ総合的知識。できるだけ多くの人に伝えていくことを心がける。

・次の10年

その次の10年間は執筆、講演活動、学院の指導・経営、

上記の東西両医学をできるだけ多くの人に伝える。

受講生2000人以上、そして講演活動で10000人以上の人に伝導する。

私のミッション・スピリッツ・ビジョンを伝えていく。

これらの活動を通して仲間作り、人材作り、スタッフ作りを行う。

・その次の次の10年

そして次の10年は全国から来られる総合健康道場を作り、執筆、講演、ヨガ活動を行う。

信頼できるスタッフ、研修生、修了生が運営し、全国から受講生が集まれる場所を作る。

そこを自分の居場所とする。

人間の心と体について考え、修養し、誰もが自分の生き方を考えられる道場であればいい。

できたら小さな畑と田があり、山と川が傍にあり、できるだけ海に近いところがよい。

心と身体の修養が出来る総合道場で、できれば同じ趣旨の小さくても良いから

真の総合病院といえる病院施設を兼ね備えていたい。

今生まれてくる人も、30年経てば30歳になっている。

そういう意味では、まだ生まれてない人とも付き合っていく必要がある。

10年も20年も後に生まれてくる人と付き合っていくことが大切だ。

いつ、どこで、どんな優秀な人材が生まれてくるか分からない、

だから、世代を超えて幅広く付き合っていくことが私にとって一番大切な任務である。

治療の技術を極めて、心身の修養を怠らず、ビジョンに向けて人材及び仲間作りを

することがこれからの使命である。

地位も名誉も金も持っては死ねないから、余分には要らない。

一番大切なのは、生涯打ち込める仕事があり、心を許せる友人仲間が

どれだけいるかということになる。

※効果や感じ方は人によって異なります

update:2012年9月19日 最終更新日:2012年9月19日

わかりやすい中医学入門 【陰と陽】⑭

※効果や感じ方は人によって異なります

実証と虚証については随所で具体的な例を挙げお話を致しますので、だんだんと理解を深めて行けるでしょう。ここでは実証と虚証の特徴を覚えてそれぞれの症状の違いを理解して下さい。

しかし臨床で出会う多くの病症は完全な虚証や実証であるというような単純な症例は少なく、実証と虚証が互いにいずれかの割合で混ざり合っているのが大半です。
さらに生体に本来なくてはならないものの、何がどの程度不足しているのかという「何」という情報が必要となるのです。

それは正である、気ですか、血ですか、津液ですか、そして気の不足、血の不足、津液の不足の状態とはどのような症状を表すのでしょうか。
また、生体に本来あってはならないもの、すなわち邪の何が過剰となっているのでしょうか。例えば、気滞(きたい)・血(おけつ)・痰湿(たんしつ)の過剰な状態はそれぞれどのような症状を表すのでしょうか。そして、虚証と実証がどのような割合で混ざっているのか、さらに「どこの」という情報が必要になってきます。どこの臓腑のなにが不足したり過剰になっているのでしょうか、というふうに見ていきます。

学問は積み重ねていくことが大切です。勉強が進むにつれて、病気や体質の分析が、広く深い視点から見れるようになってきます。職人芸ではなく、世界の共通認識である中医学の用語や言葉で表現することができるようになってきます。そして、どのような発生メカニズムで現在の身体の症状や体質が表れているのか、さらにそれらが将来的にはどのように経過していくのかわかるようになってくるのです。
健康になるためのアドバイスができるようになり、さらに、未病で治す、すなわち将来の病気を予測し、病気になる前に、どのように対処すればよいのかわかるようになり、病気の発生を未然に防ぐことができるのです。

ここでは、まず虚証と実証の概念を理解しておいてください。

※文中の証とは、証候(しょうこう)のことです。
証候とは、病態にある身体の状態を、その状態におよんだメカニズムまでを含んで全体として示した概念です。
たとえば、肝(かん)気鬱結(きうっけつ)とか心腎(しんじん)不交証(ふこうしょう)です。
症状とは、鼻水、発熱、下痢などの具体的な個々の症状をいいます。

証=証候:身体全体としての状態
症=症状:具体的な個々の症状

※効果や感じ方は人によって異なります

update:2012年9月19日 最終更新日:2012年9月19日

押す・揉む・ほぐすコース(H24.9.20)

※効果や感じ方は人によって異なります

第一期生スタート  H24.9.25(火)
押す・揉む・ほぐすコースがいよいよ開講されます。一般の方からの初めての募集で喜んでおります。
家族や知人・友人、近隣の方を少しでも楽にしてあげたいというのが動機です。
高齢の恩師ご夫婦を長年お世話をする中でもっと楽にしてあげたいという強い気持ちをおもちでした。
彼女の施術を2~3分受けましたが一生懸命な気持ちが伝わってきました。
基本を学ぶと自分も楽だし効果も何倍も変わってきます。数ヶ月後には見違えるほど上手くなることを確信しております。
これからの彼女の成長が楽しみです。

※効果や感じ方は人によって異なります

update:2012年9月12日 最終更新日:2012年9月12日

わかりやすい中医学入門 【陰と陽】⑫

※効果や感じ方は人によって異なります

【治療方法】

正が不足した状態を虚証といい、邪が過剰になった状態を実証といいます。

虚証は正常な状態に比較して、正が不足しているため病気になっているので、その不足した状態を補うことが治療方針となります。

これを補法(ほほう)といいます。

同様に、実証は邪が過剰になったために病気になっているので、その過剰になった邪を取り除く、すなわち瀉(しゃ)することが治療方針となります。

これを瀉法(しゃほう)といいます。

虚証:正が不足した状態←補法

実証:邪が過剰になった状態←瀉法

※効果や感じ方は人によって異なります

update:2012年9月8日 最終更新日:2012年9月8日

わかりやすい中医学入門 【陰と陽】⑪

※効果や感じ方は人によって異なります

さて、邪が人体に元来存在してはならないものである以上、これが人体に存在するとすれば、健康状態ではなくなるはずです。
したがって、邪が存在すれば、症状が直接でるかでないかにかかわらず病気の状態になります。
この状態、すなわち証候を実証(じっしょう)といいます。
それでは、正が過剰になった状態も実証ではないかという考えも出るかもしれません。

しかし、正と邪の定義より考えると、正は過剰になることはありません。
もし、過剰になったとすれば、本来いくらよいものであったとしても、過剰になった瞬間に、それは正ではなく邪となるのです。
同じく、邪が不足することもありません。
不足して本当に困るのであれば、それはもう邪ではなく、正なのです。
したがって、正が過剰になることはありえず、また邪が不足することもありえないのです。

もう一度まとめますと、正とは、生体に元来なくてはならないものであり、邪とは、生体に本来あってはならないものをいいます。

正:生体に元来なくてはならないもの
邪:生体に本来あってはならないもの

※効果や感じ方は人によって異なります

update:2012年9月5日 最終更新日:2012年9月5日

わかりやすい中医学入門 【陰と陽】⑩

※効果や感じ方は人によって異なります

正と邪・実証と虚証の概念

さて、人体には本来備わっていなければならないものがあります。
これを正(せい)とします。
正とは、人間の身体に元来必要なものであるとするならば、手足や骨や筋肉、内臓や血液、胃や腸は当然正となります。
それだけではなく、体温を維持する機能や、食物を消化分解する能力、細菌に対する抵抗力もなくてはならないものです。
これも正となります。

このように人体に本来なければならないものを総じて、正といいます。
正が人体に本来なければならないものである以上、それが不足すれば健康状態ではなくなるはずです。
したがって、正が不足すれば症状が出る出ないにかかわらず、病気の状態になります。
この証候を虚証(きょしょう)といいます。
人体に元来存在してはならないものがあると考えます。
これを邪(じゃ)と名づけます。

邪にもいろいろなものが考えられます。
病原菌が体内に侵入してくれば、それは邪となります。
元来存在してはならないものだからです。
だから、多くの細菌やウイルスは邪となります。
腸内の余分な食滞、体内に異常な腫瘍ができれば、それも邪であります。
寒い環境に長くいるとき、身体が、その寒さや冷たさに十分対処ができなければ、体調が悪くなるでしょう。

これは寒という邪が身体の中に侵入したことにより病気になったのだと考えるのです。
湿気の異常に多いところに長くいれば、体調が悪くなるでしょう。
これは、湿という邪が体内に侵入したためだと考えるのです。
同じく、暑さの場合は暑邪、乾燥による場合は燥邪、熱の場合は熱邪、風の場合は風邪などと考えるのです。

※効果や感じ方は人によって異なります

update:2012年9月1日 最終更新日:2012年9月1日

わかりやすい中医学入門 【陰と陽】⑨

※効果や感じ方は人によって異なります

しかし、身体のこのような能力に任せておいても治らない場合、すなわち健康状態からのずれが大きくなりすぎて、自分の持っている機能だけでは、元に戻せない状態を病的状態といい、外界からの何らかの治療が必要となってきます。

それでは、病的状態とは、どのような状態をいうのでしょうか?
そして、病的状態は、どのような症状として現れるのでしょうか?

その基本的な意味内容を理解していれば、病態を把握するためにも治療方針を立てるのにもとても有益で、治療方法も自ずと導き出すことができます。
例えば身体に本来必要なもののうち何がどの程度不足しているのか、身体に本来あってはならないものが、どの程度過剰になっているのか、あたためればよいのか、冷やせばよいのか、このような大まかな治療方針や現在の体質を判断することができ、健康になるためのアドバイスをすることもできるのです。

それでは、中医学ではどのように人体をみているのか、具体的に説明いたします。

※効果や感じ方は人によって異なります

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