月別アーカイブ: 2012年3月

update:2012年3月31日 最終更新日:2012年3月31日

中医学による不眠症の分析③

※効果や感じ方は人によって異なります

ノンレム睡眠とは
ノンレム睡眠とは、脳が眠り、身体が起きている睡眠で、精神面での休養と、身体機能の回復を行う睡眠です。

①体温が下がり、代謝活動が最低になってエネルギーを温存し、組織の成長や回復を行います。体温が下がると血液の温度も下がるので、それによって脳のオーバーヒートを防いでいます。

②副交感神経系が優位となり、呼吸もゆるやかになり、心拍数が下がります。

③深いノンレム睡眠中は、脳下垂体前葉からの成長ホルモンの分泌が一日のうちで、最も盛んになります。
成長ホルモンには、身体活動に必要な物質を合成し蓄え、不要なものを排泄させる働きがあるのです。
成長ホルモンによって新陳代謝が活発になり、組織の修復や機能回復が行われるのです。
すなわち、疲労の回復です。

④筋肉に送られる血液の量が多くなり、体力を回復させます。

※効果や感じ方は人によって異なります

update:2012年3月31日 最終更新日:2012年3月31日

リラックス呼吸法による改善⑧

※効果や感じ方は人によって異なります

心(こころ)で思っていることは波のように伝わる。

さてこんな経験をしたことはありませんか?
あの人がいるだけで明るくなる。
あの人がくるといつも穏やかな雰囲気になって、心が落ちつく。
あの人がいると存在感があり、頼りにできる。
そんなムードメーカーがあなたの周りにもいませんか?
心の状態は、波のように雰囲気という形で伝わります。
すなわち自分の思っていることや心の中の状態は周りの人にも伝わるということです。

自分がどういった気を発するかはとても重要です。
「類は友を呼ぶ」と昔からいうように、自分が発している波長に合う仲間が集まってくるからです。
逆に、受信センサーとしてのアンテナのパワーがどれだけ大きいかも大切です。
ラジオでもテレビでも受信センサーであるアンテナが大きいほどいろいろなチャンネルを見ることができます。
すなわち、心のチャンネルが多い人ほどいろいろな人間にあわせることもでき、感じることもできるということです。
いろいろな人に出会うことで、今まで気づかなかった自分の才能や力を開発できるチャンスとなるのです。
では、良い気を発し、また受信センサーとしてのアンテナを強くするために、どうすればよいのでしょうか。

☆野球のバッターを例に考えてみましょう。
バッターはピッチャーの投げてくる球に対して一生懸命あわせています。うまく合うと、ヒットやホームランを打てるのです。
バッターは右や左に曲がったり落ちたりする球、そして速い球、遅い球などを見極めて、ピッチャーが投げてくるボールに一生懸命あわせているのです。
バッターはどんなボールが来ても打てるように、自分自身の打撃技術を向上させ、相手チームのピッチャーの癖や、守備力や打撃力などを研究しているのです。
そのために一日があり、一年があり、自分の野球人生をかけているのです。
テレビで見ている一打席は今までやってきた努力の成果を出すための舞台なのです。

このような努力によって受信センサーが磨かれると深く広く、いろいろな方向から考えて、相手にあわせられるようになるのです。
ですから、人生の中で誰がどんな球を投げてきても、こちらから一生懸命呼吸を合わせていきましょう。
そうすれば、自然に良い気が発せられ、また、受信センサーとしてのアンテナも強くなり、より多くの人とうまく付き合っていけるでしょう。

※効果や感じ方は人によって異なります

update:2012年3月31日 最終更新日:2012年3月31日

中医学による正しい風邪の治し方⑮

※効果や感じ方は人によって異なります

病勢に関しては、上逆している証候には降の作用の薬物を、下陥している証候には昇の作用の薬物を用います。
わかりやすくいえば、下がっているものは上げて、上がっているものは下げて、中に溜まっているものは外側に発散させて、外側に漏れすぎているものは内側に収め、正常な状態に戻すということです。
これらは、薬の方向性を知っておくことが大切です。
また、この昇降(しょうこう)浮沈(ふちん)には中薬の作用の方向性だけでなく、病気の位置、病位が関係してきます。
病位に関しては上半身の疾患や表証には昇、浮の作用の薬物を、下半身の疾患や裏証には降、沈の作用の薬物を用います。
これらを合わせて昇降浮沈といいます。
一般に花、葉、枝、皮など軽いものは昇、浮の作用として働き、種子、果実、鉱石、貝殻など重いものは沈、降の作用として働きます。
根に関しては、根頭が昇、根身が全身、根尾が降となります。

中薬の治療は、十二経脈を通して五臓六腑の失調を回復することです。
中薬には、味・色そして治療作用の方向性によって、どの臓腑・部位に作用するかが異なっています。これを、帰経(ききょう)といいます。
弁証に合わせて中薬を用いることが大切です。
中薬を用いるのには四気、五味、昇降浮沈など中薬の薬性について習熟する必要があります。
体質や証は刻々と変化しているものであり、同じ中薬を与え続けてはなりません。
また、同じ病名でも証によって薬はまったく異なるのです。
東洋医学は個の医療です。
同じ病名でも、症状はひとりひとり同じではありません。
百人いれば百の異なった症状があるのです。
証を立てて、証に対して治療を施すのです。
決して、現代薬のように病名に対して中薬を用いてはならないのです。

※効果や感じ方は人によって異なります

update:2012年3月31日 最終更新日:2012年3月31日

中医学による正しい風邪の治し方⑭

※効果や感じ方は人によって異なります

中薬、すなわち漢方薬を正しく使うために最低限必要な知識をお話いたします。

中薬には、寒(かん)、涼(りょう)、平(へい)、温(おん)、熱(ねつ)性という薬性があり、これを四(し)気(き)といいます。これは薬物が生体に作用して発生する反応をいいます。寒性(かんせい)の疾病には熱性(ねっせい)薬(やく)を、熱性の疾病には寒性薬を用います。

五味(ごみ)には辛(しん)、甘(かん)、酸(さん)、苦(く)、鹹(かん)、があり、他に淡味(たんみ)があります。辛、甘、淡は陽に属し、酸、苦、鹹は陰に属します。

作用を述べると辛には散、行の作用があり、発散(はっさん)行(こう)気(き)となります。
発散行気とは、発汗させ、気血をめぐらせる作用です。

甘には補の作用と緩の作用があり、補(ほ)虚(きょ)緩急(かんきゅう)となります。
虚を補うことによって急激な痛みをやわらげるという作用があります。

苦には泄(せつ)の作用と、燥(そう)の作用があり、燥湿泄降(そうしつせつこう)となります。
乾燥させて湿を取り除く作用と、排泄させて熱を降ろす作用があります。

酸には収(しゅう)の作用と斂(れん)の作用があり収斂固澀(しゅうれんこじゅう)となります。
身体から漏れ出すものを止め、凝縮するという作用です。

鹹の作用は軟の作用と潤の作用があり潤燥(じゅんそう)軟(なん)堅(けん)となります。
乾燥を潤し、硬いものを軟らかくするという作用があります。

淡の作用は滲(しん)の作用と湿の作用があり、利水滲湿(りすいしんしつ)となります。
体内の余分な水分を、尿に出すという作用です。

薬物には昇降(しょうこう)浮沈(ふちん)の作用があり、臓器の機能である昇降浮沈と互いに対応します。身体の生理としては、本来は昇るべきなのに降りたり、降りるべきなのにのぼったり、気の動きが逆転した証候である肺(はい)気上(きじょう)逆(ぎゃく)、胃(い)気上(きじょう)逆(ぎゃく)、肝(かん)陽上亢(ようじょうこう)、中気下陥(ちゅうきげかん)などに用います。
昇は上昇、降は下降、浮は発散、沈は泄(せつ)利(り)の意味を持ちます。
発散とは、内側から上や外側に向かう性質、泄利とは排泄と利尿をいいます。

※効果や感じ方は人によって異なります

update:2012年3月31日 最終更新日:2017年8月9日

中医学による正しい風邪の治し方⑬

※効果や感じ方は人によって異なります

さらに風(ふう)には開泄(かいせつ)性(せい)があり、(そう)理(り)を開き、汗腺を開けるので他の病邪を体内に侵入させやすくするのです。
この開泄性によって、汗や鼻水がもれやすくなります。

風邪(ふうじゃ)には、さらに軽揚(けいよう)性(せい)があり、風のように軽く舞い上がり、身体の上方の疾病をひきおこします。具体的には、頭痛・鼻水・鼻づまりなどです。
さらに、風邪(ふうじゃ)には善行数(ぜんぎょうすう)変性(へんせい)があります。これは時間的、物理的に症状の変化が早いということです。

夕方ゾクゾクして後背部が重く少し頭痛があると思ったら、夜には喉が痛くなって、朝には鼻がつまって喉が脹れて、昼には咳がでてきます。
無理をしていると夜には発熱して節々が痛くなり、激しく咳こんだり、痰が出たりします。
これをみてもわかるように、症状の変化が早いので、病気が進行して病態が複雑にならないうちに適切な対応をすることが一番いいのです。

肺に影響すると、せきや鼻水、鼻づまり、高熱となって、体力も奪われ、回復が長引きます。
さらに、日常の体質がからんでくると、なかなか治りにくい人もいます。
痰湿(たんしつ)や(お)血(けつ)、気滞(きたい)などです。
痰湿が絡んでくると、やっかいです。

日頃から暴飲暴食をする、ストレスが多い、などによって、痰が多い人、また体質的に脾の運化機能が弱くて、消化や吸収が悪く、痰の生成が多い人は、痰がなかなかきれないので、回復が遅くなります。
表寒証であっても裏熱証に、表熱証であっても裏寒証に、また、表証と裏証をあわせもつなど、邪正闘争の経過、証はその人の体質を反映して寒性の邪を受けても、熱性の証に、逆に熱性の証を受けても寒性の証になるなど、証候は刻々と変化します。
そのためには、正気の状態と邪気の状態がどうなっているか、病邪をはねのけて、身体を正常に戻そうとする抵抗力、免疫力の強さと、病邪の強さ、そして身体の状態がどうなっているのか、どのように移り変わっていくのかを予測して、的確な処置をする必要があります。

このような風邪(ふうじゃ)の特性と、身体の抵抗力の強さは個によってひとりひとり異なるので、病態に的確に治療をあわせることが難しいのです。「カゼをきちんと治せたら名医」といわれるのは、そのゆえんです。

※効果や感じ方は人によって異なります

update:2012年3月31日 最終更新日:2018年11月1日

顔面神経痙攣

※効果や感じ方は人によって異なります

性別:女性  
職業:主婦兼託児所勤務
年齢:60歳
初診:平成20年9月22日
主訴:顔面痙攣

現病歴:
平成19年11月末、顔面痙攣が始まる。最初は目の下のピクピクピクッという痙攣だけだったが、段々頬・口元まで及ぶようになった。ピクピクという痙攣だけではなく、目の下から頬、口元にかけて引きつるような感じで起こる。その内に治ると放っておいたが、ひどくなる一方で平成20年6月末、病院に行った。病院ではMRI検査など異常なしの診断で、原因不明、目に見えない神経・血管を締めつけているのだろうが検査では分からないということで痙攣を抑える薬を渡された。薬を飲んで少し抑えられているような状態がしばらく続き、人に会うのも苦痛でないくらいになったが、盆以降段々ひどくなり、瞬きする度にピクピク大きく頬が動くようになった。また帰郷後、体調を崩し風邪が治らずなかなか疲れがとれなかった。引きつる顔を見られるのが嫌で人に会う度、気にしていた。人に会うと見られている感じがして、状態を説明した。平成19年正月、姉が大腸癌となり手術、病態が落ちつく8月くらいまで心配した。平成19年12月、兄が肺癌となり平成20年4月死去。93歳の母が骨折して3年前から入院している。寝たきりで少し認知症気味である。兄が世話をしていたが現在は兄弟で交代で見ている。平成20年4月、弟が腰の手術。薬を飲んでも治らないので困り果てていたが、娘に勧められ来院した。
望診:身長は標準よりやや高く細身。頬が痩せている。美形。

痙攣について
目の下が数回ピクピク素早く動く。何回か連続する。回数はそれより少し少ないが頬がピクンと大きく動く。頬から口元まで連動している感じ。手で押さえても強い力で動く。10分間隔でほぼ1日中継続。初期は止まっているときの方が多かったが、現在は起こっているときの方が多い。

全身の問診:
眠れる時と眠れない時があり安定剤を時々飲む。夢をよく見る。汗はよくかく方で暑がり。水分は冷たい方を好む。食欲は普通だが食べ過ぎると腹部がよく痛む。食事内容は偏りがちで、ややバランスに欠ける。心配症。取り越し苦労が多く、小さいことが気になる。自信がない。義務感が強い。人の目を気にする。腹が立つが我慢していることが多く、落ち込む方だ。顔の状態も最初は黙っていたが、人にどうしたのと言われるとやはりみんな気付いているのだと思い、親しい人には説明した。託児所でも子供と接するときも見られているようで子供の目を見て笑顔で話したいが、顔を直視できない。人に会わない休みの日はほっとする。症状も少し少ないような気がする。最近ではゆっくりしているときや寝ているときでも余計にひどく起こるようになった。

脈診:90/分 左:緊・弦・渋  右:細・滑・弱
舌診:淡紅舌 薄白苔 舌下の怒張有り

方解:
発症当時は、日常的な生活であったが、長期に渡る姉の世話や心配で体力の低下やストレスが残存していた。そのため、ちょっとしたストレスや過労が加わっただけで、おの症状は発生した。なぜなら、顔面痙攣は過労、特に精神的な疲労が重なって発生する。発生後、兄の死や弟の手術、母の世話で非常なストレスが加重している。すぐ治ると思っていたが幾日経っても治らないので、ついに病院に行くが薬を飲んでも改善されなかったので、治す方法がないのではと途方に暮れ、人に会う度気にするようになっていた。引きつる顔をいつも見られているようで嫌だったが、人に説明しても不安は消えるものではなく、逆に人に会う度に緊張した。自分のちょっとした弱点や、小さな欠点でも人がどう思っているか考え、過大に気にしてしまう。それが悪循環となって神経がいつもピリピリし、脳が疲れていた。また痙攣したらどうしようという不安が募って、軽度な不安神経症に罹患した。

中医学的な視点より
ストレスにより肝気が鬱滞し、疏泄が失調し、目への血流が不足し、目の痙攣が始まった。目は肝の竅である。ストレスにより肝鬱が長くなり、肝鬱化火し、心火を誘って上擾し、心を撹乱した。精神活動は過剰な意識を抑えきれなくなった。肝火は胃経にも及び、和降出来なくて時々腹痛を起こした。頬の痙攣は肝気犯胃によるものである。したがって関連臓腑は肝・心・胃である。

弁証:
肝気鬱血・肝気犯胃・心身不寧
治療方針:
一日中頭から離れない状態が続き、脳は疲労し余計に不安を打ち消せなくなっている。人に見られることを気にしても、仕事をしている以上、人に会わないでいられる日はないのであるが、現状は人に会う度、緊張する練習をしているようなものである。その結果としての痙攣なので、気にしないことが一番の治療方法であることを認識させる。しかし、いくら理性で認識させても不安な心は非常に強く抑えることは出来ない。治さなければいけないのは理性ではなく、感情、すなわち無意識の領域である。不安な心は理性でいくら抑えようとしても無駄である。無意識(感情)の心と意識(理性)の心の強さは9:1の強さである。敵うはずが無いのである。交流分析ではクライアントはPCとACが高い。責任感や義務感が強く、その分“~べき・~しなければいけない”という上位自我に支配される。反面、人の目を気にしすぎる傾向があり、人の評価が過剰に気にかかる。根本的な改善は、PCとACを少し下げることである。心理学に基づく無意識への改善暗示が必要である。従って中医学弁証による鍼灸治療と併行して、心理学に基づき交流分析・自律訓練法・行動療法・系統的脱感作法などの心理学的手法を用いることが最良の改善法である。

無意識への改善暗示
痙攣があっても他人は本人が思っているほど気にしていません。人としての評価も変わりません。自分のちょっとした弱点や出来ないことを気にするよりも、自分の良いところをいつも見るようにしましょう。人はあなたの全体を見ています。あなたには良いところがたくさんあります。あなたの穏やかな話し方は、人をホッとさせ癒します。客観的な説明能力は、他人に信頼感を与えます。人並み以上の才能や能力を持っており世間に通用する十分なものを既に持っています。いつまでに治らなければいけないとか考えないで、自然回復力が高まって治るまで、心や身体の緊張を取ることを第一とします。この世の中に完全無欠の人間はいません。もしいたとしたら、神様か仏様です。一生かかっても完璧にはなれないのです。人間のすることは完璧でないのが当たり前です。どんな人間にも長所と短所があります。出来ることもあれば出来ないこともあります。得意なこともあれば不得意なこともあります。失敗もします。それが当たり前です。当たり前のことは気にしません。弱点と思えることも、人間にはある程度の遊びで必要なことです。完全無欠、そういうことは決して良いこととは言えません。ある程度のゆとりが人間にとっては良い人生を作ることになります。自分の長所を生かし、自分の特徴、持ち味が出せればいいのです。そういう風にあなたは考えていきます。

もしあなたの心の中に自分を良く見せようとか、人によく見られようとか、上手にやろうとか、そういう気持ちがあったなら、それは捨ててしまいます。あなたには必要のないことです。あなたは普段のままのあなたで、ありのままのあなたで十分世間に通用するだけの能力も才能も持っています。人並み以上の能力を持っています。人から好かれる良い性格を持っています。あなたの真面目なところも人から信頼されるのです。あなたは普段のままで、気楽に振る舞えばそれで十分人から好かれるのです。人から評価されるのです。気楽に振る舞えば良いのです。無理してなんとかしようとしているあなたよりも、気楽に流してありのままのあなたが、一番魅力的です。他にもあなたには良いところがたくさんあります。これからあなたは自分の長所に目を向けます。そして自分のすることに自信を持てるようになっていきます。心にゆとりが出てきます。自分の欠点や弱点を許す事の出来る包容力が出てきます。周囲がどう思うかを気にして、自分が落ち込んだり悩んだり、体調を崩したりすることはあほらしいことですよ。馬鹿馬鹿しい事だとは思いませんか?人のための人生ではなく、あなたのための人生です。あなたが幸せで、あなたが健康で、あなたが楽しい充実した毎日を送るための、あなたの人生ですよ。これからあなたは日毎に気持ちが大きく逞しくなってきます。度胸がついてきます。肝っ玉が大きくなってきます。太っ腹になります。小さいことが気にならなくなってきます。気になっていることが段々気にならなくなってきます。1日ずつ小さくなってきます。

治療経過
6ヶ月25回の治療で改善。週一の少ない回数の治療だったので、少し長引いたが、心理不安が軽くなっていくのと並行して痙攣の回数も違和感も目に見えて改善していった。やはり心理的な影響が大きいと言える。

※効果や感じ方は人によって異なります

update:2012年3月30日 最終更新日:2012年3月30日

中医学によるアレルギー性鼻炎の分析7

※効果や感じ方は人によって異なります

鼻は肺の竅であり、アレルギー性鼻炎にみられる喉や気管支、皮膚の症状は、いずれも肺の生理と関係しています。しかし、肺にみられるこれらの病証はあくまで標象であり、鼻汁のもとである湿の形成、衛気の不足、宣散の異常をもたらす根本的な原因は、これまで述べてきたように他の臓腑の生理が大きく関係しています。ですから、病因病機をよく分析し、個々の発生メカニズムに合わせた治療を施すことが最も大切です。

※効果や感じ方は人によって異なります

update:2012年3月30日 最終更新日:2012年3月30日

中医学によるアレルギー性鼻炎の分析6

※効果や感じ方は人によって異なります

肝(心)

① 肝鬱により、全身を巡るべき気の流れが鬱滞し内部にこもると、表層の気の流れが滞り、肺の衛気の働きに影響を与えます。全身をバリアのように覆い、身体を防衛する衛気の働きが低下すると、外邪は容易に身体内に侵入でき、肺の宣散失調を引き起こします。つまり、肝鬱によっても外界の変化への適応がスムーズにいかなくなるのです。

② 肝火は心火を誘ってよく上炎し、人体の上部である頭顔面部に熱、燥、風などの陽症を生み、皮膚の熱症状、乾燥、痒みなどを引き起こします。肝鬱の長期化は肺陰や腎陰の損傷につながり、以上の症状を一層強めます。過剰な肝気の昇発は(木侮金となり)、肺の宣散や粛降の機能を失調させます。そのため、津液が表層に留まり鼻汁として溢れる一方で、気の流れの滞りにより生じた鬱熱が、鼻閉や鼻の乾燥をもたらすのです。

以上によって、鼻閉、さらに鼻や目、顔の乾燥や痒みを主とするアレルギー性鼻炎が近年多くみられるようになったのです。
肝は常にストレスの最前線に立って戦っているのですが、現代は肝鬱の種が蔓延し、尽きないといえます。

※効果や感じ方は人によって異なります

update:2012年3月30日 最終更新日:2012年3月30日

中医学によるアレルギー性鼻炎の分析5

※効果や感じ方は人によって異なります

腎陽不足によるケース
腎陽は冷飲食の過食、過剰な冷房、加齢などによって消耗します。また、ストレスや過剰な精神活動などによって心火が上部に亢逆し、下降できなくなると、腎陽不足を引き起こします。腎陽不足の結果、腎水の蒸騰気化が不十分となり、腎水が身体の下部に停滞し、全身を巡るべき津液が肺に停滞し、肺の宣散失調が起こります。そのため水湿が鼻汁として溢れ出るのです。これは近年臨床においてよく見られるケースです。
腎は津液を温め蒸化し、再び肺に送り、体内水分が全身に巡るよう推動する働きを持っているのです。

腎陰不足によるケース
慢性的な過労や睡眠不足などは腎陰を損傷し、陰血不足による目の痒みや皮膚の乾燥などをもたらします。

※効果や感じ方は人によって異なります

update:2012年3月30日 最終更新日:2017年8月9日

中医学によるアレルギー性鼻炎の分析4

※効果や感じ方は人によって異なります

中医学によるアレルギー性鼻炎の分析

前項で述べたように、自然環境への適応能力の低下は、六淫(風・寒・湿・熱・燥・火)の影響を受けやすく、肺の宣散失調を招き、衛気が鬱滞し、防衛力が低下し、アレルギー性鼻炎を起こしやすくするのです。
それでは五臓の生理からアレルギー性鼻炎の発生メカニズムをさらに詳しく分析しましょう。

五臓の生理とアレルギー性鼻炎


①多飲や冷飲、肥甘厚味の過食、ストレスは脾気を損傷し、湿や痰を形成します。
②脾の運化機能の低下は気血の生成を妨げ、衛気不足による衛気虚を引き起こします。その結果、表層のガードが低下し、外邪が侵入しやすくなります。

– 大阪 豊中 服部 はらだ鍼灸整骨院 –

※効果や感じ方は人によって異なります

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