update:2012年6月11日 最終更新日:2012年6月11日

わかりやすい中医学入門 【気血津液】③

※効果や感じ方は人によって異なります

序論でも述べましたが、たとえば、玄米をそのまま食べるのと、玄米をぬか層と胚芽と白米とに分けて、それを同時に食べるのはどうでしょうか。

まとまったものを食べても、別々に分けたものを食べても、栄養成分は同じですね。

それでは、玄米と別々に分解された米(ぬか層+胚芽+白米)を水に浸してみたらどうでしょう。

別々に分解された米は、水に浸しておくと数日で腐ってしまいますが、玄米は発芽し始めます。

つまり、玄米は生きているのです。

このように、生命はただの物質のつなぎ合わせではないということがいえますね。

また、日本語では気持ちとか、やる気とか言いますが、気には精神的な側面も含まれるのです。

自分がやりたいと思ってやるのと、誰かに命令されて嫌々やらされるのでは、まるで違います。

次の例を見てみましょう。

たとえば、遠距離恋愛中の恋人に会うために、寒い北国に行ったとします。

道のりには10時間かかり、また着いたところは、氷点下の寒さで、こごえるほど寒いところでした。

そこで、2時間立って待っていました。

恋人がやってきました。

全ての疲れが吹っ飛びました。

2時間たっていましたが、期待に胸の鼓動が高鳴っていたので、寒さも忘れていました。

10時間の道のりは確かに長く感じましたが、恋人に会う期待やわくわくした気持ちで、まったくその疲労を感じませんでした。

もし、これが上司から荷物を届けるよう頼まれ、断りきれずに嫌々引き受けてしまったとしたらどうでしょう。

10時間の道のりは果てしなく遠く、そして着いたところは氷点下、まず怒りの感情が起こり、なぜ私がこんなことをやらなければならないんだという自問自答を心の中で繰り返すでしょう。

そして、被害者意識も手伝って、だんだんみじめな気持ちになって、落ち込んでいき、その結果、身体もすっかり冷え切ってしまい、身も心も疲れ果ててしまいました。

同じ状況が与えられても、受け取る側の気持ちの持ち方によって、このように違うのです。

※効果や感じ方は人によって異なります

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