update:2012年4月9日 最終更新日:2012年4月9日

中医学による正しい風邪の治し方21

※効果や感じ方は人によって異なります

病位は肺

虚実は病邪が痰湿であり、不要なものです。痰湿が有余して起こる病証で邪を取り除かなければならないものなので、実証です。
痰湿と関連する症状としては、
痰が多く、白く粘性で、舌苔は膩でねっとりとしています。
脈は滑らかで、痰を表す滑脈となります。
肺に痰湿が詰まったわけですから、肺の症状がでてきますが、主要な症状は咳嗽です。胸悶感、すなわち常に胸苦しさがあり、痰が絡んでいる時は激しい咳の発作が起こりますが、痰がでると咳が楽になります。

このように、痰の症状がでるのは、日常の脾の水液の運化に問題がある場合もよく見かけられます。
脾胃がもともと弱い、または暴飲暴食やストレスによって脾の水液の運化機能が失調して水湿が停滞し、凝滞すると痰を形成し、日頃より痰が多いなどの病的体質に起因することが多いのです。
脾がしっかりと水湿を運化していれば、痰は形成されなかったのです。ですから、痰を形成した責任は脾にあるといえます。脾は生痰の源です。痰がたまりやすいのは肺です。

痰が絡んでおこりやすい疾患として、このような呼吸器系疾患があります。ですから、痰が多く、なかなかとれない呼吸器系疾患は一つは肺の問題で、もう一つは脾の角度からみてみます。
脾の運化機能が弱っていれば、痰がいつまでも生成されるわけですから、脾の治療も同時に行うのです。痰湿の症状としては、日頃から、身体が重だるい、下半身が冷える、むくむ、疲れやすい、悪心、嘔吐、汗の異常、軟便で便が便器につきやすいなどを伴いやすいのです。

さらに、呼吸器系疾患が慢性化して喘息になると、吸気が困難で、深く吸い込むことができません。吸い込む力が弱くなりますと、呼吸が浅くなります。
呼吸が浅くなると、精神の安定を保ちにくく、すぐイライラします。精神的なものが肺に影響して、悪循環を引きおこすのです。息を深く吸うことに関係している機能は腎の納気作用です。
呼吸器系疾患の治療は肺がメインですが、脾の角度、腎の角度からも、治療を行います。
痰湿阻肺の寒熱は平となります。

しかし、熱化すれば痰熱となり痰熱阻肺は実熱による症状を伴います。
痰湿阻肺の病位情報としては、咳嗽です。
胸苦しい、痰が絡むと激しい咳の発作が起こります。
日頃より痰が多く、痰がのどにたまってのどがゴロゴロするなどの症状を伴ないます。痰は水様、または白く粘性があります。舌苔は白膩、脈は痰の病証を表す滑脈となります。

※効果や感じ方は人によって異なります

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