update:2012年4月10日 最終更新日:2012年4月10日

わかりやすい中医学入門⑮

※効果や感じ方は人によって異なります

<前回、五行学説の表をお見せしました。今回はその表に沿って、お話を展開していきます。>

表を横のラインで見れば、五臓の生理病理が理解できます。

肝を例にとってみます。
木の性質を帯びた肝は、樹木が生長し、空に向かって伸び伸びと枝葉を広げるように、気・血・水を全身にめぐらせる働きがあり、伸び伸びとして、ストレスのない状態を好みます。
草木は上から圧迫が加わると、枝葉が自由に伸びることができません。
肝も自由に伸び伸びできなくなると、イライラして、怒りっぽい感情が表れてきます。
肝は筋を主宰しているので、このような状態の時には、筋肉が固くひきつったり、けいれんを起こしたりします。

また肝が弱ってしまうと、体に力が入らない、等の症状が現れます。肝が弱っているときは、酸味のあるものを食べると肝を補うことができます。

また人は怒るとき、ひたいに青筋を立てます。
春になると、春一番にはじまり、風がよく吹くので、風邪(ふうじゃ)や肝の生理と関連する病気が多いのです。
五行の配当表は、このように読むと、臨床上の有意義な目安となります。

五行の配当表を、縦に読むと、木、火、土、金、水の順に並んでいます。
これは、五行の互いに助け合う関係を示しており、五行の相生(そうせい)関係といいます。
木をこすり合わせると、火が生じ、火が燃え尽きると灰が生じて、土に帰ります。
土の中から、金属が生まれ、金属は溶かすと水が生まれます。
木が火を生じ、火が土を生じ、土が金を生じ、金が水を生じ、水が木を生じる関係です。

この関係を人体に応用すると、たとえば、肝の生理や病理は、心や腎に影響し、心や腎の生理病理も又、肝に影響を与えるのです。

※効果や感じ方は人によって異なります

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