update:2012年4月6日 最終更新日:2012年4月6日

わかりやすい中医学入門⑩

※効果や感じ方は人によって異なります

このように、私たちの心には愛と憎しみ、許す心と怒り、というように常に相反する心をもっております。しかし憎しみを愛の心に、怒りの心を許す心に変えることは意識的にはできるはずです。

同じ事物や現象でも受け取り方でマイナスにもプラスにもなります。例えば廊下で油がこぼれていたとします。そしてそのために滑ってこけたとします。買ったばかりの服は汚れるし、膝はすりむくし、服についた油は洗濯をしてもきれいには取れそうにありません。「誰だ、この油をこぼしたのは・・・。」しかし深く考えてみれば皆がこけたわけでなく、大勢通っているのにこけたのは私だけだ。これが道を歩いていたとすればどうなっただろう。車にはねられていたかもしれません。「気をつけなさい」と教えてくれてよかったと考えることもできます。

陰はある局面から見ると陽にもなります。今が最悪でももっと最悪のことと比較すれば最悪ではありません。陰ではなく陽なのです。「災い転じて福となす」ということわざもあります。今の自分にとって都合が悪いことでも先になってよかったと思える結果になることもよくあることです。

心の受け止め方を変えることで全てを良いほうに明るいほうに受け止めていくことができます。自分にとって都合のいいことも悪いこともできれば全て教えであるというとらえ方をできるようになればいいなと思っております。このようにすれば相対する一局面の過剰を抑制し、心の正常なバランスを保つことができるということがいえます。

この太極図は、物事や事象のさまざまな局面を表現しておりますが、人間の心のある一面をとらえて考えてみますと、以上のようなことを教えているのではないかと、私は考えております。

※効果や感じ方は人によって異なります

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