update:2013年10月22日 最終更新日:2013年10月22日

わかりやすい中医学入門【腎】17

※効果や感じ方は人によって異なります

主水(しゅすい)

水液代謝と「腎(じん)は水をつかさどる」についてお話します。
津液(しんえき)の生成(せいせい)は、脾に運ばれた水穀中(すいこくちゅう)の水液(すいえき)の精微(せいび)が脾によって気化(きか)されてできたものです。
この津(しん)液(えき)は、脾(ひ)の水(すい)液(えき)運化(うんか)作用(さよう)を受けて全身に輸送、散布するようにはたらきます。

さらに、脾には昇清(しょうせい)作用(さよう)があり、津(しん)液(えき)を上昇に位置する肺に運びます。
肺の作用で、全身(ぜんしん)散布(さんぷ)がいっそう促進されるようにはたらきます。
脾(ひ)の昇清(しょうせい)作用により肺に上輸(じょうゆ)された津液(しんえき)を、肺が給水ポンプのようにはたらいて皮(ひ)毛(もう)や全身に散布し、さらに膀胱(ぼうこう)に下降させるのです。
肺はダムみたいなもので、津(しん)液(えき)はいったん肺にためられ、全身にめぐっていくので、「肺は水の上源」といわれます。

肺の宣(せん)発作用(ぱつさよう)によって上へ外へという宣発(せんぱつ)のベクトルで津(しん)液(えき)が広く全身に発散され、下へ内へという粛降(しゅっこう)のベクトルによって津(しん)液を下降させ腎(じん)に送ります。

水道(すいどう)を通調(つうちょう)するという、水のめぐりをつかさどる肺のはたらきは宣発(せんぱつ)と粛降(しゅっこう)によっておこなわれています。
腎(じん)に送られた津液(しんえき)は、「清(せい)」と「濁(だく)」に分けられ、「濁(だく)」の部分は腎(じん)の気化作用(きかさよう)により尿として膀胱(ぼうこう)に送られ、排出されます。そして、大部分の「清(せい)」は腎(じん)の温煦(おんく)作用(さよう)によって蒸騰(じょうとう)気化(きか)され、ふたたび肺に上昇し、全身に散布されます。

腎(じん)はこのように津液(しんえき)をあたため蒸化(じょうか)し、推動する力があるので「主水(しゅすい)」、すなわち全身の水をつかさどるといわれています。

※効果や感じ方は人によって異なります

大阪豊中市のはらだ鍼灸整骨院 大阪府豊中市服部南町1丁目3番33号 服部天神駅徒歩3分
電話予約の流れ
06-6864-3381| 大阪豊中市服部の鍼灸整骨院
初めての方は、まずお気軽にお電話ください。ご来院前にお電話でのご相談も行っています。
大阪府豊中市服部南町1丁目3番33号
阪急宝塚線 服部天神駅徒歩3分