update:2013年10月9日 最終更新日:2018年10月18日

わかりやすい中医学入門【腎】13

※効果や感じ方は人によって異なります

肝(かん)は血を蔵し、他の臓腑や組織、器官、必要なところに血を分配するはたらきがあります。
心(しん)は神(しん)を蔵(ぞう)し、精神活動をつかさどっています。
肝(かん)は心(しん)に血を送り精神活動を支えます。

精と血はいずれも水穀の精微物質が変化したものです。腎精は肝血に変化し、肝血も腎精に変化することができます。つまり、精と血は同源であるといえます。

また、血を送りつづけたために肝(かん)血(けつ)が不足すると、腎(じん)は精(せい)を化生(かせい)して不足した肝(かん)血(けつ)を補います。肝血が充足していると、余分な肝血は精に化生します。肝(かん)血(けつ)は腎(じん)精(せい)の滋養(じよう)を受けており、腎(じん)精(せい)もたえず肝(かん)血(けつ)による補充を受けていることから精(せい)血(けつ)同源(どうげん)あるいは肝(かん)腎(じん)同源(どうげん)といいます。

精と血はともに神、つまり精神活動の基礎的物質です。すなわち人間の理性や意識活動、または深く考えたり思いを巡らせるような精神活動は心がつかさどりますが、同時に腎とも関係しているのです。そのために心と腎、すなわち水と火の関係が失調するとしばしば精神面に異常があらわれます。
しかし、精神的過労が続くと、状態が改善しない限り、精(せい)を送りつづける結果となり、精(せい)の消耗、不足につながるのです。

「心は、神志を主り、肝は、情志を主る」で、心と肝は精神活動情緒面に大きく関与しています。従って、精神的要因でおこる、病変では二つの臓がしばしば影響しあっています。
しかし臨床では、二臓だけではなく、三臓、四臓と病位が派生している多臓器疾患が多く、病位情報から病位はつかめますが、病因病機を的確に分析すし、根本的な病因に対して、アプローチしていくことが一番大切です。従って、病位も多臓器になっていても、病因病機より分析して、その証候の中心となるものから、取り組みます。

次に一症例をあげます。

※効果や感じ方は人によって異なります

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