update:2013年9月29日 最終更新日:2013年9月29日

わかりやすい中医学入門【腎】10

※効果や感じ方は人によって異なります

②くつろぐことが上手
くつろぐとは、リラックスできるということです。
同じ刺激を受けてもストレスになる人とならない人がいます。
ストレスになる人とならない人とではどこがちがうのでしょうか。
ストレスにならない人は心のうけとめ方に幅があるのです。
ストレスにならない人は、実際におこる現象や出来事に対して、それぞれ共通した心の受け止め方をもっています。
それは、見たり聞いたり感じたりすることのできる一切の物事に対して、「何が何でも~でなければならない」という絶対的なものではなく、「できることなら、希望としては~であればとてもいいのに」という心の構え方です。
ですから、精神的にはこだわりが少なく、事態や状態の変化に気づくのが早いので、素早く考え方を切りかえて、周りの状況や変化に適応できるのです。
つまり、むだなところでむだな時間を費やしてとどまっていることが少なく、そのときそのときの状態に合わせて、または次の事態や状態を予測してそのことに精力を注いでいけるのです。

もし、「何がなんでも~でなければならない」という絶対的な固定概念をもっていれば、従来どおりの考え方を誇示したり、それを守ることに必死になるので、時代の移り変わりや人々の心の変化やニーズに気が付きにくくなります。
その結果、結局自分自身が変化、向上することができないのです。
宇宙や自然現象を見ても、自然は絶えず変化し、移り変わって安定し、また変化をくりかえし、進化しています。

「希望としては~であればとてもいいのに」という心の構え方には変化するゆとりがあるのです。
「全力を投球して精一杯やるが、結果はどうなっても仕方がない、任せておこう」という気持ちが持てるので、無駄なことに精血を消耗しなくてすむのです。
その結果、心にゆとりが生まれ、リラックスすることができます。
リラックスしているときの呼吸は深く長息なのです。
吸う息に力がはいってなくて自然で、吐く息がなが~いのです。
気持ちよくなが~く吐けるのです。

呼吸が深いということは、肺の主気作用が順調にはたらくということです。気が全身に行きわたり、その結果、血も全身をめぐります。さらに、心血を推動して全身の血液循環をバックアップします。
また、呼吸が深いということは宣発・粛降作用もよいということで、脾気の運化作用がバックアップされ、食事も美味しくいただけます。
運化作用がよいということは、後天(こうてん)の精(せい)が充分に産生されるので、先天(せんてん)の精(せい)をしっかりバックアップできるのです。

すなわち、「長い息」が「長(なが)生(い)き」につながってくるのです。
さて、歳をとるということと、精の関係についてもう少し見てみましょう。
たとえば、こんな経験をされたことはありませんか?
・ 久しぶりに再会した友人がなんだか急に老け込んだように見えた。
・ 離れて住んでいる両親に会い、「また歳をとったなぁ。」と思った。しばらく見ないうちに背中が丸まり、少し小さくなったような気がする。長く歩くと疲れやすい。元気ではあるが以前ほど意欲的ではなく、頑固になってきた。会うたびに歳をとっていくようで、悲しくなった。
・ 往年の大スターが久しぶりにテレビ出演しているのを見て、かつてのような声の張りがなくなり、背筋がまがり、頭には白いものがまじり、顔にはしわが目立つようになった姿に、「この人も歳をとったなぁ」と感じさせられた。

老いとはだれにでもおとずれるものです。生きている限り、老化は避けて通れません。スターとて、それは同じです。ただ、老化の進み方を早めたり、遅らせたりすることは可能です。

こんなこともありませんか?
・ 同じ年頃なのに生き生きとした若さを保っている人を見て、つい自分と比較してしまった。
・ よく見ると年齢とともにしわや白髪があるものの、生き生きとした表情と快活な言動から実年齢よりずっと若く見えるのに驚いた。
・ あるいは、高齢の俳優さんがいつまでもハードな舞台や映画撮影をこなしているのを見て、若さの秘訣を知りたくなった。

つまり、早く年を取りすぎてしまう人もいれば、ステキな年の重ね方ができている人もいるのです。

親が年齢を重ねても元気で、好奇心旺盛で、意欲的であって欲しいと思うのは、すべての子の願いです。
若い時には若い時のような、老年期には、老年期のような、人生を楽しむ心を持っていて欲しいと思います。

稲の穂は実るほどに頭をたれるといいます。人間も円熟し、年齢を重ね老年期を迎えると、精との関係で骨量も少なくなり、腰も曲がりやすく、脳や身体の機能も低下してきます。が、その反面、「おかげさまで」という、頭を垂れるような感謝の気持ちをもつことも可能です。
年齢を重ねることで、老化というマイナス面だけではなく、苦労を経ることにより人生経験も豊かになり、人の立場も、状況も思いやれるようになり、謙虚な心を持つこともできるでしょう。
豊かに実るということは、「自分一人で生きているのではなく、生かさせてもらっている」という感謝の心でいっぱいになることではないでしょうか。
感謝の心の大きい人のそばにいると、その人の気持ちがよい波動となって伝わってきてこちらの心も充電され、同じように「豊かさ」で満ち溢れるような気がします。

※効果や感じ方は人によって異なります

大阪豊中市のはらだ鍼灸整骨院 大阪府豊中市服部南町1丁目3番33号 服部天神駅徒歩3分
電話予約の流れ
06-6864-3381| 大阪豊中市服部の鍼灸整骨院
初めての方は、まずお気軽にお電話ください。ご来院前にお電話でのご相談も行っています。
大阪府豊中市服部南町1丁目3番33号
阪急宝塚線 服部天神駅徒歩3分