update:2013年8月22日 最終更新日:2018年10月18日

わかりやすい中医学入門【肺】23

※効果や感じ方は人によって異なります

鼻と涕(てい)

肺は鼻に開竅(かいきょう)し、そして涕(てい)は肺の液です。
鼻水の作用は、鼻の穴を潤し、鼻腔(びくう)粘膜(ねんまく)を保護します。そして呼吸の際に、異物が入った場合、異物を押し流します。涕(てい)とは、鼻水、鼻汁のことです。
正常な場合の鼻の中は適度に潤っています。これは涕(てい)のはたらきによるものです。
鼻の中が乾燥してかさかさしてもいけませんが、うるおいすぎても鼻水が垂れてきます。
この鼻汁ですが、正常な場合と異常な場合では、鼻汁の色、量、匂い、性状に、いろいろな状態があらわれてきます。

鼻汁の異常は、肺がそれぞれどのような時にあらわれやすいか知っておくと、涕(てい)の色や量、性状を確認することによって、肺がおおむねどのようにおかしいのか判断することができます。熱を持っているのか冷えているのか、乾燥しているのか、湿っているのかという事を判断できるのです。
涕(てい)の異常はさまざまですが、鼻汁の情報に基づいて肺がどうなっているか、病態を把握できるのです。

侵入した邪(じゃ)が寒性で、病態が寒性の状態なら、鼻水や痰(たん)は白色で水っぽく水様性です。
侵入した邪(じゃ)が熱性で、病態が熱性の状態なら、鼻水や痰(たん)は黄色く粘っこくなります。次回、風邪(かぜ)のところで詳しくお話します。

※効果や感じ方は人によって異なります

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