update:2012年12月27日 最終更新日:2018年10月18日

わかりやすい中医学入門【肝と心】③

※効果や感じ方は人によって異なります

肝陽(かんよう)上亢(じょうこう)の証には、平肝潜陽(へいかんせんよう)をおこない、肝腎の陰の損傷に応じて肝腎(かんじん)を滋補します。それらがさらに波及して腎に影響をおよぼすと、肝腎陰(かんじんいん)虚(きょ)をひきおこします。

腎は陰液の根本です。精血同源(せいけつどうげん)で、腎精が肝血に化生して消耗されるからです。陰液の損傷が腎におよぶと、たとえば眩暈を例にとると、腰が冷える、下半身に力が入らないなど腎の症状をともないます。肝の疏泄が失調して胃に影響すると、胃気が下降できなくなり、胃痛や胃がむかむかする、ゲップやため息、便秘、イライラする、憂鬱、怒りっぽいなどの症状をおこします。

精神的要因で食欲に変動があったり、ストレスがかかったりすると症状が増悪します。これらは肝気(かんき)犯胃(はんい)の証で、治療方則は疏肝(そかん)理気(りき)、和胃降逆(わいこうぎゃく)をおこないます。脾に影響して昇清作用が低下すると、下痢をしたり、食欲不振になったり、頭がふらついたりします。肝脾不和(かんぴふわ)の証となり、治療方則は疏肝理気、益気(えっき)健脾(けんぴ)をおこないます。さらに、イライラや不眠が長くつづいて仕事に影響すると、仕事が思うようにできなくなります。

※効果や感じ方は人によって異なります

大阪豊中市のはらだ鍼灸整骨院 大阪府豊中市服部南町1丁目3番33号 服部天神駅徒歩3分
電話予約の流れ