update:2012年11月8日 最終更新日:2012年11月8日

わかりやすい中医学入門【血と津液】③

※効果や感じ方は人によって異なります

血の運行

血液が全身に送られるのは、心気(しんき)の推(すい)動(どう)作用によるものです。
息を吸うと、肺は陰圧となり血液が流れ込みます。
息を吐く時は、肺は陽圧となり、血を押し出します。
呼吸が速くなれば、血流も盛んとなり、呼吸がゆっくりな時は血流もゆるやかになります。
すべての血液は一度肺に集まります。
このことを百脈(ひゃくみゃく)を朝(ちょう)じるといいます。
百脈とは全ての脈のことであり、朝じるとは集めることです。

肺気には宣(せん)発(ぱつ)作用があり、心気の推動を助けるとともに、血液の循環速度を管理調節しています。
このことを治節(ちせつ)を主(つかさど)るといいます。

血は、全身を栄養し、各組織や器官の機能活動の需要に応じます。
しかし、それぞれの臓腑の機能は異なり、血液の需要量も同じではないので、絶えず調節する必要があります。

肝は血を蔵すという蔵血(ぞうけつ)作用がありますが、血液を貯蔵するだけではなく、さらに血をスムーズに流し調節する機能があります。
そして、この調節には特に肝の疏泄(そせつ)機能が関係しています。
したがって、肝の蔵血、疏泄機能のバランスが保たれることによって、各組織の需要に応じた量の血液がスムーズに供給されるのです。

血液を脈管(みゃっかん)の外に漏れないようにするのは、脾の統血(とうけつ)作用によります。
脈管とは血液の通る通路のことで、血管と同じ意味に考えてくださって結構です。
脾気虚(ひききょ)になると、血液の生成に影響するだけではなく、血液が脈外に漏れ出るので、血液の循環にも影響します。

このように、血液が全身を循環するにあたっては、心気の推動作用が中心となり、肺気の宣発、脾気の統血および肝気の蔵血と疏泄作用が密接に関連しているのです。

※効果や感じ方は人によって異なります

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