update:2012年10月15日 最終更新日:2012年10月15日

わかりやすい中医学入門 【陰と陽】21

※効果や感じ方は人によって異なります

陽だけが生理的調節範囲を超えて不足すると、陰が盛んになります。
この状態を陽虚といい、寒症状となることは前にも述べましたが、この寒は、温める機能である陽の不足のため生じていますので、その不足している陽を補うことが治療方法となります。

陽虚である虚寒証の場合の針灸治療の方法は、陽を補うことに適したツボを選択して、主に灸を用いて、不足している陽を補います。手技は正を補う補法を用います。
中薬では補陽に優れた中薬を選択して処方します。
同じ寒証でも、実寒証と虚寒証である陽虚証の症状を区別できるように、陽虚証の症状の特徴をあげておきます。

1、疲倦乏力(ひけんぼうりょく) 身体が疲れやすく力がない
2、気短(きたん) 動くとすぐ息切れがする
3、懶言(らんげん) ぼそぼそとものを言い、口を開くのもおっくう
4、易(い)感冒(かんぼう) 風邪をひきやすい
5、自汗(じかん) 汗が漏れやすい
6、寒さを嫌がる、寒がる
7、口淡(こうたん)不渇(ふかつ) 口の中が水っぽく、のどは渇かない
8、便溏尿清(べんとうにょうせい) 便が固まらず、尿が透明で量が多い
9、舌診、淡、胖(はん) 色が淡くふっくらとしている
10、脈、遅(ち)、無力 脈拍が遅く力がない
※この陰虚証と陽虚証については、次の章でさらに詳しくお話します。

※効果や感じ方は人によって異なります

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