update:2012年4月20日 最終更新日:2017年8月9日

第4回 鍼灸世界大会発表論文(アレルギー)⑬

※効果や感じ方は人によって異なります

<前回からの続き(症例)>

方解:
肝火が胆火および心火を誘って頭顔面部に上昇し、熱邪と燥邪による皮膚症状が現れている。
肝鬱により、肺気が宣散できずに鬱滞して鬱熱となり、肺気が充満して、鼻閉となり、さらに気血が瘀滞し、一層頑固な鼻閉を引き起こしている。
足の冷えやむくみ、のぼせなど、上熱下寒の症状を呈しているが、これらは心火が亢逆して、腎陽が不足し、心腎不交となったためである。

舌診では、まるで練乳につかったイチゴの先が少し出ているように、舌先が紅点で赤く染まり、それ以外の舌の大部分は真っ白になっている。
これは、肝鬱気滞の長期化や飲食の偏りによる、脾の過剰負担が原因で、脾虚失薀となり、上中下焦に湿が停滞していることを表している。
また、舌尖の紅点は心火を表し、上焦に熱邪があることを示している。
通常より長い睡眠を必要とするのは、脾虚失薀のためである。

3月7日より4月6日まで刺絡
(週1~2回、以下のツボより3~5穴選穴)
大椎→清熱通陽
大敦→清利膀胱湿熱
関衝→清利三焦湿熱
魚際→清瀉肺熱
商陽→清利陽明湿熱
4月7日以降5月末まで週1~2回、刺絡は委中のみとする。(回数10回)
委中(吸引)→清利湿熱
 
<次へ続く>

※効果や感じ方は人によって異なります

大阪豊中市のはらだ鍼灸整骨院 大阪府豊中市服部南町1丁目3番33号 服部天神駅徒歩3分
電話予約の流れ