update:2012年4月17日 最終更新日:2012年4月17日

第4回 鍼灸世界大会発表論文(アレルギー)⑫

※効果や感じ方は人によって異なります

症例

女性 33歳
初診:平成16年8月6日
主訴:1.アレルギー性鼻炎  2.口腔アレルギー
症状:目および顔面部のかゆみ、鼻づまり

現病歴:
・16歳のとき、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみが起こり、病院ではアレルギー性鼻炎と診断された。
・25歳になって、顔面部、特に、まぶた、目の下、眉の上が赤く乾燥。一日中かゆみが続くようになった。
・この頃より主となる症状が鼻水から鼻づまりに変化。
・通年性および季節性のすべてのアレルゲンを持っており、ほとんど1年中、鼻がつまり、顔がかゆくなり、12月・1月を除き、症状が増悪。
・16歳のときより、メロン、スイカ、桃、キイウイ、胡瓜、皮付きの茄子などを食べると吐き気がして、口や喉がかゆくなり、以来、現在までそれらを食することができない。
・病院では口腔アレルギーと診断された。
・このような体質を根本的に改善したく来院。

随伴症状:
仕事中――イライラ、易怒、焦燥感、不安
睡眠――いくら寝ても寝足りない感じがして、普通より多く寝ないと身体の疲れがとれない。多夢。
のぼせ、足の冷え・むくみ
口渇、喜冷飲。しかし、冷飲すると腹痛。
油ものをたべると胃が気持ち悪くなる。
便秘気味で、2日に一度、硬い便が出る。
汗をあまりかかない。

嗜好:チョコレート、ケーキ等、甘いもの
舌診:紅絳舌、舌尖紅
舌苔:薄白膩苔
脈診:72回毎分、滑
弁証:肝鬱気滞、脾虚湿蘊、心火亢盛(心腎不交)
配穴:疏肝解鬱――合谷、太衝、行間、内関
   健脾化湿――脾兪、陰陵泉、水分
   交通心腎――少府、腎兪、太谿
   通鼻竅――迎香

<次へ続く>

※効果や感じ方は人によって異なります

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