update:2012年4月25日 最終更新日:2017年8月9日

中医学による機能性頭痛の分析(論文) ⑥-2

※効果や感じ方は人によって異なります

症例

男性38歳
初診:2002年4月9日
主訴:頭痛
随伴症状:不眠、めまい、イライラ、目の奥の痛み、吐き気

<現病歴>
・1ヶ月程前から頭頂部から側頭部にかけてズキズキとした激しい 頭痛
・イライラ、不眠、目の奥の痛み、眩暈、吐き気
・2時間ごとに目が覚める
・激しいめまいで一度倒れ、その後、1日数回ふらつき感がある
・上記症状改善後、胃痛、前頭部頭痛、吐き気、会社に行こうと すると、上記症状が反射的に起こるため最来院
・深夜まで仕事が続き、日曜出勤もあり多忙。

証候分析

これらの痛みは実火によるもの。
また、まれに感じるふらつき感は虚火を伴なうことが多い。
一方、肝気が胃に横逆して、肝気犯胃による胃痛を引き起こす。
緊張したりストレスがかかると症状が増悪する。

脈診:細数
舌診:紅絳舌、舌尖紅、老小
舌苔:薄白膩苔やや黄、舌下静脈怒張
     ↓
【弁証】心肝火旺
【治療方法】清肝瀉心

紅絳舌:熱  舌尖紅=心火 
薄白膩苔やや黄:熱によって湿が煮詰まる
舌下静脈怒張:気滞
激しい頭痛、イライラ、目の奥の痛み、激しい痛みは肝火によるものです。
2時間ごとに目が覚めるのは心火によるものです。メラメラと燃える心火のために神志がかき乱されて、1ヶ月も不眠が続いています。
老小:肝火や心火のため津液消耗
   固くしまっているのは実証を示し、小さい舌は熱のためにわずかに陰血が消耗したと考えます。
   陰血の消耗としてはめまい、ふらつき感、脈細です。
   肝陰が消耗し、相対的に陽が過剰になると肝陽が上亢しやすくなります。

脈:細数 脈は細ですが、指を押し上げる力は十分あり、これも実証を示しています。

※効果や感じ方は人によって異なります

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