update:2012年4月18日 最終更新日:2017年8月9日

中医学による不眠の分析と治療⑤

※効果や感じ方は人によって異なります

<前回より続き>

方 解
・主な証候は肝鬱である。(自分の感情をいつも抑えているため)
・肝鬱の長期化は肝鬱化火を招き、肝火が頭部を上擾し、心神不安を引き起こす。また肝火はよく心火を誘って上炎する。
・イライラする、不安、頭がさえて眠れないといった不眠を引き起こす。

・心火がこもり、心火内熾となり、下って腎と交わりをもてなくなる。心火が亢逆し神明を犯し不眠となる。
・上熱下寒、冷えのぼしはそのためである。
・飲食不節により、胃腸に積熱を生じ、津液を損傷し、大便秘結となる。
・思いすぎにより脾気が低下し、胃下垂、納少(食欲はあるがあまり食べられない)などの症状が起こる。

私 見
・自分の本当の気持ちを抑えて、主体性のないまま周囲に合わせていくので、常に不本意な心理状態にあり欲求不満が強い。
・反面、「~すべきだ、~ねばならない」という意識が強く、自分を抑えても責任を果たすが、創造性に欠け、融通が効かなく、フラストレーションを溜めやすい。
・取り越し苦労の多いタイプで、あれはうまくいくだろうか、これは大丈夫だろうかと、心の安まる暇がない。

・母親の愛情に対する不信感のため、自分を信頼し、肯定することができなくなった。
・人生シナリオの基本的な態度はYou are OK.I am not OK.である。
・このような心の構えが常に肝鬱に結びつき、30年間もの不眠をもたらした。
・この人生シナリオを建設的なものに書き換えることが彼女にとって本当の意味で不眠から脱却するために一番大切ななことではないだろうか。

<次へ続く>

※効果や感じ方は人によって異なります

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