update:2012年4月5日 最終更新日:2012年4月5日

中医学による機能性頭痛の分析④

※効果や感じ方は人によって異なります

ストレスが頭痛に及ぼす影響

思考や意識、感情と関係が深い臓は心と肝です。
心は神志を主り、肝は情志をコントロールしています。

神志とは、意識や判断などの理性的な精神活動をいい、情志とは、喜・悲・怒・驚・恐・憂・思などの七つの感情で、外界の事物に対する情緒反応をいいます。

これらは通常、発病因子にはなりません。
しかし、突然の激しい精神的な刺激や、長期にわたる過剰な精神活動や感情的な刺激などのストレスは、臓腑の生理機能を失調させ、さまざまな身体症状を引き起こします。
たとえば、過剰な精神活動が心に影響して、神志の失調をおこすと、心悸(動悸)・不眠・多夢・健忘などの症状がおこります。

過剰な精神活動は、まず心の機能に影響を及ぼすのです。
また、現代は情報過多の時代であり、日常生活においてストレスを感じる機会が増えており、激しい怒りや抑鬱が生まれやすくなっています。
そのような感情をコントロールし、ストレスの最前線に立って働いているのが肝です。
過剰な七情が肝に影響して、肝の疏泄が失調すると、精神が抑鬱された症状が現れます。
疏泄が不足すると落ち込みやすい、やる気が起こらない、人と話したくないなどの症状となり一方、疏泄が過剰になると、イライラする、怒りっぽくなるなどの症状となります。

また、肝の経絡に沿って、わき腹や乳房が張るように痛みます。
このような症状は肝気の鬱滞によってもたらされ、肝気鬱結といいます。
また、疏泄の失調が身体に影響を及ぼすと、気・血・水の流れが悪くなります。
気に影響すれば気滞となり、血に影響すれば血となり、水に影響すれば水湿が生じます。

気滞が生じると、気の推動作用が低下して、血の巡りが悪くなります。
血の状態になると、筋肉への血行が悪化し筋肉が十分に滋養されず、肩や首のコリが発生し、体内水分に影響すると、筋肉に停滞した水分により、身体が重だるく疲労しやすくなるのです。
そのため、肩背部や首などの筋肉が栄養されずに、コリや痛みが発生し、脳への血流が低下します。
首や肩背部の筋肉やその周囲にも血管収縮が起こり、脳への血流が障害されて、脳が十分に栄養されなくなります。
その結果、頭が重い、しめつけられるなどといったような症状の頭痛が引き起こされるのです。
筋収縮性頭痛を中医学で説明すると、以上のようなものになります。

※効果や感じ方は人によって異なります

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