高齢になってからの不眠について

高齢になってからの睡眠不足

加齢に伴って睡眠は浅くなります。下のグラフをご覧ください。
子供と成人、高齢者の「一夜の睡眠の深さの変化と経過グラフ」を比較したものです。


画像引用元:医療法人社団 川沿脳神経外科クリニック

加齢に伴い、深い睡眠がどんどん少なくなっています。第3段階と第4段階の眠りがほとんどありません。
また、高齢者の睡眠には分断が見られます。睡眠が浅いため睡眠が分断し、夜間に目覚めることを表しています。
加齢により睡眠が浅くなることは、加齢による自然現象と言えます。

睡眠の質が良い高齢者もいますが、どのような生活でしょうか?

一方で、睡眠の質が良い高齢者がいるのも事実です。
その典型的な違いは、下記①・②です。
①日中の活動にメリハリがあること。
②夕方に昼寝をしないこと。
つまり、夜の眠りを浅くする習慣を行っていないことです。
(加賀照虎(上級睡眠健康指導士)「眠りが浅い4つの原因と対策+タイプ別の特別改善策」)を参照)
「年齢が原因で眠りが浅くなっている」と考えている方も、後で紹介する「質の良い睡眠を取る方法」を実行すれば、満足感のある睡眠を取ることができるでしょう。

不眠症に関するリンク集

筆者
はらだ鍼灸整骨院 院長 原田浩一
"はり・灸と健康は仲がいい"

詳しいプロフィールを見る