腰痛とは?(原因)
腰痛と言っても原因はひとつではなく一人一人異なります
腰痛の80%を占めるのは腰痛症と呼ばれるもので、骨には異常が無くあくまで筋肉の緊張や炎症が原因となります。
筋肉の過緊張や関節の動きや筋力の低下、全身の骨格の歪みなどから引き起こされ日常の生活習慣が大きく関与しており、
・「一方の手を多く使う」
・「片方の足に重心をかける」
・「いつも同じ方向を向いてテレビを見る」
・「無理な姿勢や態勢を続ける」
・「アンバランスな姿勢で動作を行う」
などで引き起こります。
過労と睡眠不足も腰痛の原因となります
20歳を過ぎると成長ホルモンが修復ホルモンに代わり寝ている間に筋肉などの緊張や炎症を取り除いてくれます。
修復ホルモンが分泌されるのは、夜の12時辺りの1時間といわれています。ですので、過労で疲れた筋肉を13時過ぎてから寝ても、修復ホルモンが分泌されにくく、疲労が回復できない状況となります。この状態が続くと日常の腰痛や肩こりが起こりやすくなります。
ぎっくり腰
素早い動作や腰の前後屈等でぎくっとなり、ぎっくり腰が起こったりします。
ぎっくり腰は、睡眠や休息によっても筋肉が弛緩できずに、慢性的な緊張を持っていたところに力がかかり起こるものです。
ですからほんの軽い動作で筋肉の繊維に炎症や座礁を引き起こし、突然まるで骨が折れたかと思うほどの激しい痛みに襲われるのです。
ぎっくり腰は、睡眠や休息によっても筋肉が弛緩できずに、慢性的な緊張を持っていたところに力がかかり起こるものです。
ですからほんの軽い動作で筋肉の繊維に炎症や座礁を引き起こし、突然まるで骨が折れたかと思うほどの激しい痛みに襲われるのです。
腸腰筋は腰痛の80%に関係していると言われています
便秘も腰痛に影響します。
腸が硬く張りそれが腸腰筋という腰から骨盤の内側、さらに下肢へつく筋肉に影響して腰痛を引き起こすのです。腸腰筋という筋肉は体幹を下肢に対して安定を保つ働きがあり、体幹から下肢に繋がる唯一の最も大きな筋肉です。
骨盤の前傾・後傾にも影響し、腸腰筋は腰痛の80%に関係していると言われております。
腸腰筋の緊張を緩めることで多くの腰痛が改善します。
腸が硬く張りそれが腸腰筋という腰から骨盤の内側、さらに下肢へつく筋肉に影響して腰痛を引き起こすのです。腸腰筋という筋肉は体幹を下肢に対して安定を保つ働きがあり、体幹から下肢に繋がる唯一の最も大きな筋肉です。
骨盤の前傾・後傾にも影響し、腸腰筋は腰痛の80%に関係していると言われております。
腸腰筋の緊張を緩めることで多くの腰痛が改善します。
偏った重心は骨盤のゆがみを引き起こします
右利き・左利きがあるように、身体の重心も左足か右足のどちらかに偏ってかける傾向があります。
これらを「左足重心」・「右足重心」などと言い、骨盤に影響し歪みが生じると足の長さに異常が生じます。
仰向けで寝た姿勢でかかとを見ると2㎜~1㎝ほどのずれがよく見られます。
これらは骨盤の前後傾によるもので、レントゲンなどでは全く異常が見られず骨には異常なしということになり、痛み止めや軽い体操を指示されるのが普通です。
しかしこれらの骨盤の歪みを伴った腰痛はなかなか治らず、何年も続く慢性の腰痛に移行します。
さらに放っておくと変形性脊椎症や分離症・滑り症、椎間板ヘルニアなどの骨の病気を伴った腰痛の原因になります。