母のために生命力強化法としての丹田呼吸法によるヨガリハビリ
生きている間、美味しく食べれて、自分の足で最後まで歩ける。
これは、私たち、すべての人の願望です。
呼吸力を強化するリハビリによって、生命力が高まり、体力がついて生活の適応能力が高まります。
なぜ母のリハビリを行うようになったか?
私の母は、徳島で生まれずっと徳島で暮らしています。
90歳までは姉が見ていましたが、89歳の時股関節の骨折と仙骨を骨折し、一日中見守りが必要となりました。
90歳より、徳島の施設でお世話になっております。
92歳の時、母が半年ほど前から電話でお話しすると、
声を出すと呼吸が苦しいのか、声を出すのがやっとで、
一生懸命しゃべらないと声が出ない状態でした。
とても呼吸が浅くなっていました。
このままでは、呼吸力が低下し、生命力や体力が弱り、
やがては歩行さえできなくなるのではという恐怖を感じたからです。
それ以来、毎週日曜日に大阪から母のところにリハビリに通っています。
リハビリは、ヨガの呼吸法を応用したヨガリハビリです。
呼吸力は生命力、生命力=体力、体力=生活力です。
母の生命力を高めることと、自分の足でずっと歩きたいという目標を叶えるために、
施設に着くとリハビリを30-40分行い、その後外食に連れ出し、気分転換と散歩を兼ねて自然の景色を見にいきます。
景色を見るととても感動します。認知症で、思考力、記憶力、自己認識力が低下しても、感性は逆にものすごく高まっています。感動することで、脳が少しでも活性化されればと思います。
丹田呼吸法によるヨガリハビリの結果
週に一回、丹田呼吸法によるヨガリハビリを行って、半年が経過したとき、
最初は、1ポーズのリハビリをするだけで、
息がはぁはぁといって、休まないと次の動作ができませんでした。
声が小さく、声がなかなか出せませんでした。
おそらく、施設の中で自分からはあまり話さない生活を続けているからだと思いました。
とにかく、声を出さそう、できるだけ大きな声で呼吸力を高めようとリハビリをはじめました。
呼吸力=生命力だからです。
半年経って、15分ぐらいのリハビリ体操を続けて行うことができるようになりました。
それを1セットごとに少し休んで、3セット、45分、ほぼ続けて行っています。
普段の生活でも、椅子に座っていても、寝ていても、母自身が自分でいつも、手足を動かしてリハビリをするようになりました。
浮腫んでいた足も、足のむくみも引いたので、驚きました。
自分自身で体を動かすことの大切さを私自身、強く再認識いたしました。
丹田呼吸法によるヨガリハビリの紹介
現在93歳になりましたが、リハビリ体操をすることで生命力が高まり、体力が向上してきたことをとても嬉しく思います。
高齢者のどなたにも、元気に良くなって欲しい。
ここに、私が行った丹田呼吸法によるヨガリハビリや日々のリハビリの様子をご紹介していきます。
みなさまの参考になれば幸いです。
2025年1月5日リハビリ
令和7年のリハビリスタート。
2024年12月25日歩行訓練
2024年12月15日リハビリ
24年12月15日-認知症改善のために自然の景色を見に来ています。とても感動します。認知症になって、思考力、記憶力、自己認識力が低下しても、感性は逆に高まっています。感動することで、脳の刺激が高まることを期待しています。
2024年12月1日眉山公園を散策
いつも景色に感動するお母さん、同じ施設内で生活しているので、気晴らしを兼ねて昔からよく行った公園に散策に出かけました。
綺麗な景色にものすごく感動します。歩行練習も兼ねて、脳が活性化されればいいなと思います。
2024年11月3日丹田リハビリ
2024年10月27日丹田リハビリ
2024年9月8日丹田リハビリ
2024年8月7日丹田リハビリ-お母さん元気になってね
深い呼吸は生命力を高めます。生命力は体力です。
体力は生活力につながります。リハビリ頑張ってくれてありがとう。
2024年7月21日丹田リハビリ-お母さん帯状疱疹苦しかったね
5/29母が帯状疱疹発症。6月は一ヶ月寝込みました。
7月に入ってやっと少し楽になってきました。
お母さんリハビリをして、また歩こうね。外に出かけて食事や景色を見に行こう。