update:2012年3月31日 最終更新日:2012年3月31日

中医学による正しい風邪の治し方⑮

※効果や感じ方は人によって異なります

病勢に関しては、上逆している証候には降の作用の薬物を、下陥している証候には昇の作用の薬物を用います。
わかりやすくいえば、下がっているものは上げて、上がっているものは下げて、中に溜まっているものは外側に発散させて、外側に漏れすぎているものは内側に収め、正常な状態に戻すということです。
これらは、薬の方向性を知っておくことが大切です。
また、この昇降(しょうこう)浮沈(ふちん)には中薬の作用の方向性だけでなく、病気の位置、病位が関係してきます。
病位に関しては上半身の疾患や表証には昇、浮の作用の薬物を、下半身の疾患や裏証には降、沈の作用の薬物を用います。
これらを合わせて昇降浮沈といいます。
一般に花、葉、枝、皮など軽いものは昇、浮の作用として働き、種子、果実、鉱石、貝殻など重いものは沈、降の作用として働きます。
根に関しては、根頭が昇、根身が全身、根尾が降となります。

中薬の治療は、十二経脈を通して五臓六腑の失調を回復することです。
中薬には、味・色そして治療作用の方向性によって、どの臓腑・部位に作用するかが異なっています。これを、帰経(ききょう)といいます。
弁証に合わせて中薬を用いることが大切です。
中薬を用いるのには四気、五味、昇降浮沈など中薬の薬性について習熟する必要があります。
体質や証は刻々と変化しているものであり、同じ中薬を与え続けてはなりません。
また、同じ病名でも証によって薬はまったく異なるのです。
東洋医学は個の医療です。
同じ病名でも、症状はひとりひとり同じではありません。
百人いれば百の異なった症状があるのです。
証を立てて、証に対して治療を施すのです。
決して、現代薬のように病名に対して中薬を用いてはならないのです。

※効果や感じ方は人によって異なります

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