update:2012年3月31日 最終更新日:2012年3月31日

中医学による正しい風邪の治し方⑭

※効果や感じ方は人によって異なります

中薬、すなわち漢方薬を正しく使うために最低限必要な知識をお話いたします。

中薬には、寒(かん)、涼(りょう)、平(へい)、温(おん)、熱(ねつ)性という薬性があり、これを四(し)気(き)といいます。これは薬物が生体に作用して発生する反応をいいます。寒性(かんせい)の疾病には熱性(ねっせい)薬(やく)を、熱性の疾病には寒性薬を用います。

五味(ごみ)には辛(しん)、甘(かん)、酸(さん)、苦(く)、鹹(かん)、があり、他に淡味(たんみ)があります。辛、甘、淡は陽に属し、酸、苦、鹹は陰に属します。

作用を述べると辛には散、行の作用があり、発散(はっさん)行(こう)気(き)となります。
発散行気とは、発汗させ、気血をめぐらせる作用です。

甘には補の作用と緩の作用があり、補(ほ)虚(きょ)緩急(かんきゅう)となります。
虚を補うことによって急激な痛みをやわらげるという作用があります。

苦には泄(せつ)の作用と、燥(そう)の作用があり、燥湿泄降(そうしつせつこう)となります。
乾燥させて湿を取り除く作用と、排泄させて熱を降ろす作用があります。

酸には収(しゅう)の作用と斂(れん)の作用があり収斂固澀(しゅうれんこじゅう)となります。
身体から漏れ出すものを止め、凝縮するという作用です。

鹹の作用は軟の作用と潤の作用があり潤燥(じゅんそう)軟(なん)堅(けん)となります。
乾燥を潤し、硬いものを軟らかくするという作用があります。

淡の作用は滲(しん)の作用と湿の作用があり、利水滲湿(りすいしんしつ)となります。
体内の余分な水分を、尿に出すという作用です。

薬物には昇降(しょうこう)浮沈(ふちん)の作用があり、臓器の機能である昇降浮沈と互いに対応します。身体の生理としては、本来は昇るべきなのに降りたり、降りるべきなのにのぼったり、気の動きが逆転した証候である肺(はい)気上(きじょう)逆(ぎゃく)、胃(い)気上(きじょう)逆(ぎゃく)、肝(かん)陽上亢(ようじょうこう)、中気下陥(ちゅうきげかん)などに用います。
昇は上昇、降は下降、浮は発散、沈は泄(せつ)利(り)の意味を持ちます。
発散とは、内側から上や外側に向かう性質、泄利とは排泄と利尿をいいます。

※効果や感じ方は人によって異なります

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