update:2012年3月31日 最終更新日:2017年8月9日

中医学による正しい風邪の治し方⑬

※効果や感じ方は人によって異なります

さらに風(ふう)には開泄(かいせつ)性(せい)があり、(そう)理(り)を開き、汗腺を開けるので他の病邪を体内に侵入させやすくするのです。
この開泄性によって、汗や鼻水がもれやすくなります。

風邪(ふうじゃ)には、さらに軽揚(けいよう)性(せい)があり、風のように軽く舞い上がり、身体の上方の疾病をひきおこします。具体的には、頭痛・鼻水・鼻づまりなどです。
さらに、風邪(ふうじゃ)には善行数(ぜんぎょうすう)変性(へんせい)があります。これは時間的、物理的に症状の変化が早いということです。

夕方ゾクゾクして後背部が重く少し頭痛があると思ったら、夜には喉が痛くなって、朝には鼻がつまって喉が脹れて、昼には咳がでてきます。
無理をしていると夜には発熱して節々が痛くなり、激しく咳こんだり、痰が出たりします。
これをみてもわかるように、症状の変化が早いので、病気が進行して病態が複雑にならないうちに適切な対応をすることが一番いいのです。

肺に影響すると、せきや鼻水、鼻づまり、高熱となって、体力も奪われ、回復が長引きます。
さらに、日常の体質がからんでくると、なかなか治りにくい人もいます。
痰湿(たんしつ)や(お)血(けつ)、気滞(きたい)などです。
痰湿が絡んでくると、やっかいです。

日頃から暴飲暴食をする、ストレスが多い、などによって、痰が多い人、また体質的に脾の運化機能が弱くて、消化や吸収が悪く、痰の生成が多い人は、痰がなかなかきれないので、回復が遅くなります。
表寒証であっても裏熱証に、表熱証であっても裏寒証に、また、表証と裏証をあわせもつなど、邪正闘争の経過、証はその人の体質を反映して寒性の邪を受けても、熱性の証に、逆に熱性の証を受けても寒性の証になるなど、証候は刻々と変化します。
そのためには、正気の状態と邪気の状態がどうなっているか、病邪をはねのけて、身体を正常に戻そうとする抵抗力、免疫力の強さと、病邪の強さ、そして身体の状態がどうなっているのか、どのように移り変わっていくのかを予測して、的確な処置をする必要があります。

このような風邪(ふうじゃ)の特性と、身体の抵抗力の強さは個によってひとりひとり異なるので、病態に的確に治療をあわせることが難しいのです。「カゼをきちんと治せたら名医」といわれるのは、そのゆえんです。

※効果や感じ方は人によって異なります

大阪豊中市のはらだ鍼灸整骨院 大阪府豊中市服部南町1丁目3番33号 服部天神駅徒歩3分
電話予約の流れ
06-6864-3381| 大阪豊中市服部の鍼灸整骨院
初めての方は、まずお気軽にお電話ください。ご来院前にお電話でのご相談も行っています。
大阪府豊中市服部南町1丁目3番33号
阪急宝塚線 服部天神駅徒歩3分