update:2012年3月26日 最終更新日:2012年3月26日

中医学による正しい風邪の治し方⑥

※効果や感じ方は人によって異なります

それでは、それぞれの症状がおこる原因を分析してみましょう。

①風寒のタイプ
寒気と発熱が同時に起こり、頭痛や後背部のこわばり、節々の痛みがあります。汗はでません。これは風寒の邪によってもたらされる症状で、風によって先導された邪は寒邪です。
なぜ、以上のような症状がでるのでしょうか。

悪寒発熱
悪寒発熱がなぜ起こるかというと、風寒の邪によって肺の宣発(せんぱつ)が失調して衛(え)気(き)が肌表(きひょう)の内側で鬱積して発熱が起こります。
肌表の外側では衛気が損傷して、身体を温める力が不足しています.さらに体表面のガードが弱まった結果、寒邪が体表を覆ってしまうので、悪寒が起こります。
このような邪(じゃ)正闘争(せいとうそう)の結果、悪寒と発熱が同時に起こります。

頭痛・後背部のこわばり
寒邪が太陽の経脈を侵襲して、経脈の流れが阻滞されて循(じゅん)行(こう)ルートの部位のこわばりが引き起こされます。
太陽の経脈とは、足の太陽膀胱経のことで、十二経脈の主要な幹線のひとつです。この経脈は背骨の両側を通っており、循行ルートである肩背部には風門(ふうもん)という経穴があります。
風門は風邪(ふうじゃ)の出入り口といわれ、風邪に侵襲されやすいのです。

身体痛
節々の痛みは、寒邪の冷痛・収引性・凝滞性によるものです。寒の収引性が働いて、血管が収縮すると、血液の流れを阻害します。寒の凝滞性が働くと、ものの流れや動きを悪くします。
寒邪が体内の血液に影響すると、血行が傷害されます。
また、寒には冷たいこと、イコール痛みを生じさせるという働きがあるのです。
たとえば、冷たい氷とは知らずに一瞬触ってしまった時、冷たいと言うより痛いと感じたことはありませんか?
暖かい部屋から、外に出て冷たいが息に急にさらされた時、頭痛を感じたことはありませんか?
これらは寒冷に酔って、痛みが発生したものです。
関節部では経気の運行が阻害されやすいため特に痛みが出やすいのです。

無汗
寒邪には収引の作用があり、体表に影響すると、皮膚のキメが収縮して、汗腺が閉じ、汗が出なくなるのです。

脈・浮・緊
脈・浮とは、病邪が体内に入り込んでなく、病位が表にあることを示します。
緊とは、血管が硬く緊張しているような脈状をいいます。
これは寒邪の収引性が反映したものです。

舌・薄白苔・舌質・変化なし
病邪が体内に侵入していないので、舌象は変化なしです。
治療方法は、疏風散(そふうさん)寒(かん)・辛(しん)温(おん)解表(げひょう)で鍼灸では風(ふう)池(ち)・外関(がいかん)・合(ごう)谷(こく)・列缺(れっけつ)などと灸法を用い、生薬では代表方剤は葛根湯です。

※効果や感じ方は人によって異なります

大阪豊中市のはらだ鍼灸整骨院 大阪府豊中市服部南町1丁目3番33号 服部天神駅徒歩3分
電話予約の流れ
06-6864-3381| 大阪豊中市服部の鍼灸整骨院
初めての方は、まずお気軽にお電話ください。ご来院前にお電話でのご相談も行っています。
大阪府豊中市服部南町1丁目3番33号
阪急宝塚線 服部天神駅徒歩3分