update:2012年3月24日 最終更新日:2012年3月24日

中医学による正しい風邪の治し方③

※効果や感じ方は人によって異なります

それでは、まず外因からお話いたします。

自然界には暑さ、寒さ、湿気や乾燥、風、熱気などがあります。
もともと風(かぜ)、寒(かん)、暑(しょ)、湿(しつ)、燥(そう)、火(か)は単なる自然界のさまざまな異なった気候変化であり、正常な状況下にあっては、六(ろっ)気(き)と称され、人体には無害です。
しかし、それぞれの六気を過剰に受けて、六気が病気の原因となることがあります。このように六気が人体を傷害した場合、六淫(ろくいん)と称されます。淫とは「異常」という意味です。すなわち、六淫とは風・寒・暑・湿・燥・火の六種の外感病邪の総称です。
環境や四季の気候の変化が異常となることによっておこる病気を外感病といいます。

同じ環境でもカゼをひく人とひかない人がいます。どこが違うのでしょうか。

第一は正気の強さです。
正気の強さ、すなわち、免疫力の強さの違いによるのです。

第二に、邪気の強さです。
正気と邪気が戦います。正気が強ければ邪気を跳ね返します。しかし、邪気が強ければ、やがて正気が消耗して邪気が侵入します。

たとえば、夏の暑い日にクーラーなどをつけっぱなしにして寝るとカゼをひきやすくなります。
眠りにつくと体温が下がります。クーラーをつけっぱなしにして寝ていると、風邪(ふうじゃ)を感受しつづけるわけですが、正気が充分であれば外邪は侵入しにくいのです。
むしろ、クーラーの風を気持ちよく感じるかもしれません。しかし、正気が不足していたり、外邪がとても強いと、寝ている間に過剰な風(ふう)寒(かん)を受けることにより、人体が傷害されると、風寒は邪となり、病因となってしまうのです。
このような風寒などの外感病邪が身体に侵入してひきおこす主な症状がカゼの初期症状です。
風寒の邪気が身体に作用して、まず影響を受けるのは体表部です。体表部は容易に外邪が体内に侵入できないように、免疫の力によって、常にガードされています。体表面は、家でいうと門囲いや玄関のドアのようなものです。
体表面のガードが弱いと外からの侵入者が容易に入ってきやすいのです。外感病邪は門囲いや家のドアを開けないと体内に入ってこられないのです。

たとえば、誰かが家のドアを開けて家の中に入ろうとしています。もしドアを開けようとしている人が不審な人物とわかれば、その家の人は、侵入者を家の中に入れないようにするでしょう。
たとえば、大声を出したり、知人に緊急事態であることを連絡したり、開けて入ろうとしているならば、バリケードとなるような物を置いたり、部屋の中から一生懸命にドアを押さえて、侵入者を家の中へ入ってくるのを食い止めるでしょう。
身体の内側でこのようにがんばってくれているのが「免疫力」なのです。中医学ではこのように身体を正常にしようとして働いている身体の力を総合して正気(せいき)といいます。

このように、邪気が身体内に侵入しようとしたとき、身体内では正気は邪気を追い払おうとして働きます。
このとき、正気と邪気の戦いの様子が独特の身体症状となって表れるのです。

※効果や感じ方は人によって異なります

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