update:2012年3月24日 最終更新日:2012年3月24日

中医学による正しい風邪の治し方①

※効果や感じ方は人によって異なります

中医学では病気の原因を、外因(がいいん)、内因、不内(ふない)外因(がいいん)の3つに分けています。

外因というのは主に体外の環境や気候の変化が病気の原因となったものをいいます。
内因(ないいん)というのは体内の異常が病気の原因となったものをいいます。内因となるものには、「怒り」、「哀しみ」、「憂い」、「思い」、「恐れ」などの感情の激しい変化によるもの、食事の不節制、精神的過労や肉体的過労、先天的な虚弱体質、病気の慢性化による免疫力の低下、老化などです。

これら3つの原因以外に、二次的病理産物と呼ばれる痰飲(たんいん)と(お)血(けつ)があります。体内にたまった汚れた水を痰飲といい、体内にたまった汚れた血液を瘀血といいます。
水や血液は、本来生命を支える最も必要な基礎的な物質です。
しかし、体内に停滞して汚れてしまうと、多くの病気を引き起こす原因となってしまうのです。
本来病因ではないものが、病因となってしまうので、二次的病理産物と呼ばれます。
不内外因は外因にも内因にも属さない外傷などで、骨折やけが、虫刺されなどがあります。
さて、病気になって病院に行くと、病気の原因を調べて病名を判断します。
現代医学では、その病名に対して治療を行うのです。

東洋医学では何が原因でという病因(びょういん)の判断を東洋(とうよう)医学的(いがくてき)診断法(しんだんほう)に用いる原因(げんいん)分類表(ぶんるいひょう)に従って行います。
具体的には、身体のどこが、どのような物質によって、どのように障害されているかということを分析し、中医学の理論と診察法によって診断を行うのです。

たとえば、頭痛という症状や病名は同じでもその原因や発生メカニズムは個々によって異なります。なぜなら、病理を引き起こすメカニズムは、個々の本質的な体質や発病因子の性質によりひとりひとり異なっているからです。
病気の原因というのは、実は仕事や、日常生活、気候や自然条件などの周囲を取り巻くあらゆる環境から作られるものです。
私たちは日常生活の中で、様々な出来事や現象に出会い、考えたり悩んだり、さまざまなことに思いを巡らせます。
考えたり、思ったりという精神活動や喜んだり、怒ったり、悲しんだりという情緒反応はそのまま身体に影響を与えます。過剰な精神活動や、過激な情緒反応は病理を引き起こす主たる要因の一つとなるのです。

このように中医学は心と身体を一体のものと考えています。
中医学の診察は、具体的な望(ぼう)(目で見て得られる情報・舌診(ぜっしん))・問(もん)(問診(もんしん))・聞(ぶん)(耳で聞いて得られる情報と、臭(にお)いによる情報)・切(せつ)(触診(しょくしん)・脈(みゃく)診(しん))という四つの診察法を合わせて診断を行います。

これを、四診合(ししんがっ)参(さん)といいます。
証を立てるためには、十分な患者情報が必要です。
ですから、必要な情報をいかに要領よくききだせるかという問診力を、日頃から意識して培っておくことが大切です。問診も技術なので、望(ぼう)診(しん)、聞(ぶん)診(しん)、切(せっ)診(しん)同様、訓練が大事なのです。
病気の原因にどのようなものがあるかということを知っておくと、患者さんが訴える症状から具体的に何を聞いたらよいかを判断することができるのです。

次回のブログで紹介する表を活用すると、とても役に立ちます。
ぜひ、使いこなせるようになってください。

※効果や感じ方は人によって異なります

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