update:2012年3月3日 最終更新日:2012年3月3日

わかりやすい中医学入門 序論4

※効果や感じ方は人によって異なります

今度は、エネルギーとしての気について考えてみましょう。
気(き)は物質エネルギーであるので、使うほど消耗するのは、物理の法則です。
しかし、不思議なことに、心の持ち方によっては、気(き)のエネルギーは、消耗してもすぐ補充され、いっそう強さを増していきます。

例えば、大学受験を目指しているAさんとBさんの二人がいます。
Aさんは、大学でこれをやりたいという目標はありません。
しかし、一流大学に行くと、将来、良い企業に就職でき、生活が安定すると考えています。
目標の大学をブランド的に考え、一流大学に行くことが幸せの条件だと考えているのです。
つまり、「一流大学に入ったほうが、得だ。」「将来、良い生活を送るには、一流大学に行くべきである。」と考えているのです。

一方Bさんは、獣医学部を志望しています。
動物が大好きで、獣医になることは小さいときから、あこがれていた将来の夢でした。
獣医学部に入ることこそ、Bさんにとって、何よりの目標だったのです。
だから、彼には、「なんとしても獣医学部に入って獣医になりたい。」という気持ちがあったのです。
この結果がどうなったかというと、Aさんは、計画したとおりに、2日ほど勉強しました。
しかし、3日目、家に帰ると、疲れていてお腹がすいていました。食事をすると眠たくなり、またテレビの誘惑もありました。
テレビを見ながら、「勉強しなくてはいけない。」と思っていましたが、最後までテレビを見てしまいました。
テレビを見終わると、とても眠たくなり、結局「今日は仕方が無い、明日やろう。」と思って、寝てしまいました。
そして、次の日もその次の日も、同じことを繰り返していくのでした。

一方、Bさんも、同じような気持(きも)ちになりましたが、
しかし、彼は今テレビを見たいけれども、大学に合格したいという気持(きも)ちの方が強かったのです。
なんとしてでも、目標の獣医学部に合格したかったのです。
彼にとって、獣医学部に合格したいという気持(きも)ちは、感情であり、欲望です。

「テレビは見たいけど、今勉強していることで、目標の獣医学部に近づいているんだ。」という気持(きも)ちが、苦労を喜びや満足感に変えるからです。
受験勉強という苦労が、喜びや満足感に変化したので、どんどん勉強に集中していくことができたのです。
だから、Bさんは、テレビを見ずに、勉強を続けることができたのです。
Aさんは「一流大学に行くべきである、一流大学に行くほうが得策だ。」、「だから、~したほうがよい。」という考え方で、勉強を始めました。
理性的で、いかにも合理的で、パワーを持っているような気(き)がしますが、これが一番挫折しやすいのです。
なぜなら、理性は意識であり価値判断を持ち、感情や欲望をコントロールすることができますが、コントロールするだけで、行動力をもたないからです。実際に行動する力をもつのは、感情や欲望という無意識の心なのです。
しかし、理性は疲労素をもっており、もともと長続きせず、疲れやすいのです。
Aさんの場合は、理性では勉強するべきだと思っているけれども、本当の気持(きも)ちは、勉強したくないのです。
やりたくないことをやっているので、するべきだと思っても、実行につながらないのです。
だから、物事を実行し成功したいなら、「~する方が得策だ、~すべきである。」という考え方ではなく、Bさんのように、「喜んで~したい、~したくてたまらない。」という気持(きも)ちで、行うことです。

理性より、気持ちの方が強いのです。
気持ち、すなわち感情や欲望は、疲労素を持たず、無限大で行動力を持っているからです。

また、「~したい」という気持ちでやっていると、乗り越える困難が大きければ大きいほど、心の中の気のエネルギーは、困難を乗り越える時の力を増していくのです。

※効果や感じ方は人によって異なります

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