update:2014年5月1日 最終更新日:2015年5月2日

五十肩と腰の痛みを併発して激痛に見舞われ、ワラにもすがる気持ちで先生の所に駆け込んだ(五十肩・ぎっくり腰)

※効果や感じ方は人によって異なります

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どのような症状で来院されましたか?

五十肩とギックリ腰を併発し、大変な激痛が走るとともに、腕もまったく挙がらない状態になったので、本院を訪ねさせて頂きました。

当院を選んで頂いた理由

まずはHPで鍼灸院を検索しましたが、そのなかで、一番HPの内容が充実していたからです。
中医学に対して深い造詣をお持ちであることも好印象でした。

初めて施術を受けたとき、どのように感じましたか?

夜も寝られないほど、肩が痛かったので、いつになったらこの痛みが引くのだろうと不安に思っていたのですが、先生の無理のない鍼治療と優しい言葉に癒され、光を見い出した感じです。

その後症状はどのように改善されましたか?

だいたい、2週間程度で、痛みは完全に取れ、腕も問題なく挙がるようになりました。
最短でも、半年はかかると覚悟していたので、あまりにも早い回復に驚きました。

当院へ通われてから、ご自身の身体について気づかれたことはありますか?

鍼治療を継続して4ヶ月になりますが、まず基礎代謝が高くなったことが挙げられます。
その結果、体重が減り体質も大きく改善されました。
BMI(標準体重)・体脂肪率・内臓脂肪の数値も大きく良くなっています。
また気力が充実してきており、何事も前向きに積極的に取り組めるようになりました。

他の医院とは違うと思った点や、ご意見、ご感想をお聞かせ下さい。

本院の大きな特徴は、単に鍼を打つだけの治療院ではないことである。
先生は、中医学を本格的に学ばれた研究者であると同時に、長年心理学も修められたカウンセラーでもある。
その治療は単に身体だけを見ているのではなく、精神的な部分も把握し、心身の治療を目指されている。
その意味では、革新的かつ総合的な治療法と言え、他の院とは全く違っている。

鍼治療の凄さを実感せざるを得なかった

私にとって鍼治療は、生まれて初めての経験であった。五十肩と腰の痛みを併発して激痛に見舞われ、ワラにもすがる気持ちで先生の所に駆け込んだ。本当に痛くて夜も眠れない状態で、腕など少しも挙がらない重傷の状態である。ただ最初の問診で先生の優しいお人柄に安堵するとともに、絶対に治りますからとの力強い言葉に光明を見出していた。実際に、何回かの施術で回復の兆しを見せ、遂には2週間ぐらいでほとんど痛みが取れ、腕が挙がるようになったのである。通常、五十肩など最短でも半年は治すのにかかるかと思うので、あの酷い肩の状態からしたら驚異的な早さである。鍼治療の凄さを実感せざるを得なかった。

日本でも屈指の治療技術をもつ存在

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また先生は、鍼灸の本場である中国の大学からお呼びがかかるほどの、鍼灸の第一人者であるが、それと同時に中医学を本格的に学ばれ、併せて心理学を修められているカウンセラーでもある。単に身体だけを治すのではなく、その治療は精神的な治癒をも目指しており、革新的かつ総合的なものと言える。これだけの幅広い知識を正しく身に付けるには、不断なる努力と研鑽が必要であることは容易に想像でき、先生が日本でも屈指の治療技術をもつ存在であることは疑いない。

何でも前向きに物事に取り組めるほどに気力が充実してきている

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実は私は、ここ2年間、年齢的なこともあり、心身ともに大きくバランスを崩し、それが徐々に酷くなっていった。五十肩とか腰痛というのは、それが表に出たサインであったと思われる。心身ともに絶不調で、気力もかなり衰えていたのである。そうした意味では、その症状はかなり根が深いが、先生に鍼を打って頂きながら、いろいろとカウンセリング的にお話しをさせて頂く中で、徐々に体調が回復し、現在では何でも前向きに物事に取り組めるほどに気力が充実してきている。鍼治療は、単に肉体だけでなく、心理学など様々な学問分野との融合で、精神的な治癒にも十分に有効であることを証明している。身体だけでなく、心の安定とバランスが取れて、はじめて健康と言えることを実感している。

こういうふうに書くと、何かとても気むずかしそうな偉い先生に感じるかも知れないが、とても気さくで優しく、常に患者の立場に寄り添って考えてくれる最高の先生である。身体と心に不安のある人、これからの人生を健康で前向きに生きようと思う人は、是非とも原田先生を訪ねてほしい。絶対に光明を見出せるはずである。

当院の治療法

現病歴

中国への出張中、帰国する日の朝方に突然ぎっくり腰を発症し、まったく動けない状態となった。しばらく横になり、無理をすれば何とか歩けるようになったので帰国できた。帰国後は、腰は少しずつ改善していったが、一週間ぐらいすると、今度は肩に激痛が走り、腕をあげることができなくなった。肩の痛みはひどく、ちょっとした振動でも痛さを感じ、夜は全く眠れない状態となった。精神的にも、このような状態がいつまで続くのか不安を抱えるなか、かなり不安定な状態に陥った。
当院で治療を始めるようになったのは、HPを通じて、中医学を本格的に行い、治療内容が一番深い鍼灸院であると感じたことが、その理由であった。
今回、腰と肩に痛みが出る以前、2年ほど前より日常的に体調不良を感じ、常に身体がだるく、気力が出ない日々が続いていた。また精神的にも不安定な状態であり、身体と心のバランスを大きく崩していた。仕事柄、中国への出張が多く、以前であれば長期に滞在して調査することに何ら支障はなかったものの、最近では二週間ほどで疲れが出るようになっている。また首肩の強いこりが常にあり、たまに動悸を起こしている。精神的な面でも、大学での仕事が学生への教育や自らの研究をするよりも、様々な事務的な学務や申請・報告書類作りなどに多くの時間を割くことになっていること、また最近では大学部局での執行部の役員としての仕事も多くなり、学生と接する機会も少なくなっていることなどが、かなりのストレスを与えている。

現象

・右肩の疼痛について

右肩を外転させること(横に挙げること)が出来ません。右上腕の挙上角度は30度以下です。かなり狭い範囲しか挙がらないのですが、それ以上挙げると激痛が走ります。他動(手伝って)で上腕を挙げようとしても45度が限界で、とにかく動かすと激しく痛み、それ以上挙上することができません。

・腰の疼痛について

腰を前に曲げる、反らせる、左右にねじる動作で腰の右側に痛みが走ります。腰部筋群および臀筋群に強い緊張を認めます。深部腰仙関節および右腰方形筋、脊柱起立筋に著明な筋緊張を認めます。

症状の原因の分析

何ら原因がなく痛みが突然発生したこと、その後急激な挙上制限が起こったこと、上腕を挙上しようとすることで激痛を招くことから判断し五十肩と推察することができる。60歳前後に起こる五十肩の主な原因は、一般に過労と代謝障害等、体質の悪化を伴うことが多い。

過労により身体に過剰な緊張が起こり、上腕部だけでなく、腰と臀部、背中、首、肩がガチガチに固くなっている。これほどの緊張はよほどの年月をかけて、積み重なったものと考えられる。ご本人が気づかないままに、身体的疲労が蓄積していったものと思われる。過労や心労は身体の中の流れを停滞させる。身体の中の流れとは何かと言うと、気、血、水の流れである。

体内水分に影響すると、水分が十分に代謝されなくなり、古い水分が体内に残存する。古くなった水分は水湿と呼ばれ、体内に停滞し、筋肉の伸縮を阻害する。身体全体が重だるく、疲れやすくなる。

血液循環に影響すると、全身の筋肉を十分に栄養することができなくなり、筋肉は萎縮し、関節の可動範囲が広く、自在に動かせる構造となっている、肩関節などの拘縮などの原因となる。ですから突然なったのではなく、ここ数年の過労や心労によりだんだんと原因が引き起こされた症状であると考えられる。

肩の激しい痛みや腰痛はその結果として起こったもので、これ以上過労や心労が続き、疾病が身体のもっと深いところに進行させないように自己防衛的に引き起こされた症状であると考える。単に五十肩や腰痛を治すと考えるのではなく、根本的な心労、疲労を取り、健康な身体を取り戻す良い機会として考えて欲しいと思科する。

治療方針

初診の目標は腕を動かすと肩に激痛が走り、耐えられないような痛みを軽減すること、上腕の挙上範囲を広げることを第一とする。次診目からは上腕を挙上するための関連する筋群を一つ一つ丁寧に緩めていく。さらに首および肩背部の筋群、さらに脊柱起立筋や腰部筋群の治療を施す。
疲労がひどいので、上腕と首、肩、背中、腰を一体のものとみなし、治療を施す。そして全身に及んだ疲労を一掃する。身体の疲労が取れれば気力は自ずと充実してくる。気力が充実すれば気血は巡り、自然回復力は自ずと高まってくる。その自然治癒力を最大限に高めて、全身に及んだ疲労と心労を取り、ベストなコンディションに持っていく事を目標とする。

原因に対する論理的な治療法

三角筋および上肢帯筋等、上腕を体幹にくっつけている筋肉の全てに緊張萎縮が見られる。上腕部外側だけでなく後側の上腕三頭筋にも著明な筋萎縮が引き起こされている。右側を上にして体位は横向きで治療することにする。腕の重力からくる痛みを最も軽減できるからである。まず、導通鍼(針麻酔につかうツボ三穴)を施し、脳内モルヒネを誘導する。

次に、三角筋、上肢帯筋、首、肩背部の筋群を緩め、上腕を挙上するための筋群の緊張を緩めていき挙上をしやすい状態を作る。鍼の響きはDEF(下図の刺針感応表参照)を使いながら0から3までの柔らかく心地よい響きとする。ズキズキする炎症を抑えるために一番有効な響きである遠隔から柔らかく痛みを包み込むような手技を用いる。決して深追いしない。導通鍼の三穴(合谷、外間、後渓)に時々刺激を与えながら、脳内モルヒネを誘導し、少しずつ挙上範囲を広げていく。首、肩、肩背部の緊張を取り除くと、疲労が軽減される。肩背部や腰部の緊張を取り除くと、内臓の働きも高まり、元気が出てくる。内臓機能の働きが高まると、身体の中の気、血、水の流れが良くなり、新陳代謝が促進される。ベストな心身のコンディションの状態を作っていく。

治療に対する経過

・初診

導通鍼を行いながら徐々に上腕の挙上を試みた。治療開始30分後、90度まで挙がった。さらに20分後上腕は180度挙上でき、耳に付けることが出来た。驚異的な結果であった。これはご自身の強い回復力のためで、さらに過労と心労は過大だが、体質は悪化していないことを意味する。

・次診

次診では90度まで挙上できたが、それ以上挙げることはできなかった。導通鍼等が功を奏し、一過性に挙上出来たが、持続できるだけの筋肉の緊張の解消や、体力の回復が十分行われていないので、戻ってしまったのだと考える。この反省をふまえ、筋肉の緊張を広範囲に緩め、十分な体力の回復を図りながら上腕の挙上を試みることとする。

・三診

やはり90度まで挙上出来たが、それ以上挙げることはできなかった。治療が全身の広範囲に及ぶことが大切だ。治療を丁寧に全身に進めていく。

・四診

四診では150度まで挙上することができた。予想より早い改善である。

・五診

五診で再度180度まで挙上できた。

・六診以後

上腕を挙上でき、痛みも軽減したが、角度により引っかかりがあり、細部にわたる数々の微妙な調整の必要を感じる。筋肉の前後ろ、外内、どの部分の緊張も見逃してはならない。驚いたことに上腕の後側の筋肉も外側の筋肉と同様に、萎縮緊張していた。これほど強く緊張しているのはこれまでの経験でもあまり無かった。

鍼は和鍼から中国鍼に切り替えた。和鍼では歯が立たなくなった。手作りで柔らかく弾力のある中国鍼の一本鍼を用い、上腕の筋群を隅々までほぐしていった。首、肩、肩背部、腰部、臀部にも治療を進めていった。どの筋肉も驚くほど緊張し、萎縮していた。取っても取っても凝りは出てきて、とても過労が長期間に渡ったことが推察できる。治療後二週間で痛みが取れ、ほぼ挙上出来るようになった。腰部の緊張、痛みも無くなった。

その後は全身調整に切り替え、その中に上腕の治療を組み入れるような方針とする。体調が良くなると上腕の部分の治る力も自ずと高まっていく。
部分の痛みは全身の何らかの異常が弱い部分に現れたものだからである。全身のコンディションがベストになったとき、誰にも生まれつき備わった自然回復能力も最大限に高まるのである。

治療後の想い

初診日で、上腕の挙上角度が激痛のため30度で固まったものが、180度まで挙上出来たことに私自身驚いた。これまでの長い治療経験でも稀なことである。自然回復力が強いこと、またご本人の体質そのものが良いと判断できる。

自分自身の身体が相当悪い、これはなかなか治らないと実感しているということも打ち明けられた。確かにこりは深く、全身に及んでいた。私も大変な状態だと考えていたので、治療する期間を私に与えてくれるという意味で、患者様の言葉は私をほっとさせた。

しかし、驚いたことに、患者様は治療を重ねる毎に毎日元気になっていかれた。これほどの凝りや緊張があれば、普通は鍼をすると老廃物である乳酸が出て、気だるく感じたり身体が重くなったりする。
いわゆる瞑眩という、好転する前の反応が出るのである。
筋肉中の乳酸が血中に出て、水泳を長時間した後のように身体に疲労感を感じるものである。乳酸は8時間で便、尿、息、汗で排出され、その後すっきりする。これほど疲れているのに、瞑眩反応が一度も見られなかった。
患者様は私の治療を1回1回賞賛してくれた。

これからの荒川先生との関係

治療を重ねる毎に信頼は友情に繋がっていった。荒川先生と私は一つ違いで私も五十肩を経験しておりその痛みと苦痛をよく知っている。同年齢なので話は個人的な思いにまで広がった。彼とはよくヨガの話を一緒にする。彼は東洋史の世界の第一人者であり、東洋哲学にも精通されている。中医学による鍼灸治療ができる治療所、ヨガの思想を学べる総合道場、すなわち沖ヨガの精神を生かせる場所を一緒に作りたいと考えていただいている。
人生の価値観を大きく共有出来る方に出会うことは滅多にありません。私は荒川先生という何より心強い人生の共感者を得ました。
これから荒川先生との出会いを何より大切にしたいと思っています。

鍼灸手技の基礎(原田浩一著)より抜粋

刺針感応と刺針手技
得気、刺鍼感応、練習、スコア表

刺鍼感応の感覚表示です。

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①まず、得気を得る練習をします。得気を感じた時、浅、中、深、どの深さで得気を得るか、感じながら行いましょう。

②被術者が自覚する鍼の刺入感覚を確認しながら、施術者は自分が刺入しようとする感覚と一致するように練習してください。
次に、被術者に尋ねなくてもどんな鍼の刺入感覚が被術者に伝わっているかわかるように、刺入感覚を身に付けることです。
C~Fの刺鍼感応をつくれるように、また、快:不快指数の0~5の高位を目指して練習してください。

③常にDEの刺入ができるようになったら、Fの面とりを行います。
面とりができると、持続的な刺激を与えることができます。
最終的には、自分の思い通りの刺鍼感覚の持続的な刺激ができるようになることが目標です。

④得気と面とりが、一鍼3秒以内につかめるように練習するとよいでしょう。

面とりの行い方

時計の振り子をイメージしてください。
面取りの感覚は、絶えず揺れる振り子に、ずっと触っているようなものです。
鍼を押すときも戻す時も決して面から離れてはいけません。
振り子の図
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押すときも引くときも、面を離さないように
下の面の図をみてください。
鍼を引き上げる時、鍼尖が面から離れても、鍼を刺入するとき、鍼尖が面を突き破ってもいけません。
得気を逃がさないように、しっかり面をつかみましょう。
このとき、一番大切なのは押手なのです。
皮膚接触面とのあそびをなくして、垂直圧を一定に保つことです。
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これは、刺入法のための図です。
まず、鍼は痛くなく、気持ちよく刺すことが大切です。
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①切皮痛をなくすには、繊維のくぼみや、やわらかいところを選びます。
接触面とのあそびをなくして、押手圧を一定に保ちます。
即ち、最初にきめた押手を動かさないことと、垂直圧、水平圧、周囲圧とのバランスが重要です。
鍼管はたたかないように、切皮は軽く弾力的に2~3回で思い切ってきります。痛みの発生しやすい部位は比較的浅いところにあることがわかります。

②痛みの強い部分での刺入法としては、無理に圧をかけずに、鍼を曲げないようゆっくり刺入します。
刺入しにくいところは、鍼を0.5mm上引き上げて、方向をわずかに変えて刺入したり、
小刻みに振動させてググッと繊維をきるようにします。

③痛みの出にくい部分での刺入法
鍼は押し込むのではなく砂の中に滑り込むように、飲み込まれるような気持ちで鍼を滑り込ませます。やわらかい指としなやかな指の動きを意識しながら、指頭感覚に全意識を集中して、必要な圧を加えて刺入しますが、いつでも止まれる、または力は抜ける態勢で臨みます。
ここで、目的の手技を行うのですが、基本的には丸く広がりのある刺激になるように心がけます。

④面がとれたら、面の弾力に合わせて押したり引いたりして、刺入するときも引きあげる時も面から離れないようにします。
面よりも速く押すと面を突き破り、面の弾力の戻りよりも早く戻すと、刺入痛が発生し、また、せっかくつかまえた面が逃げてしまいます。
軽く、面に合わせて押し、そっと力をゆるめる気持ちで、面のかえりに合わせて戻します。
意識しなくても、面の動きに合わせられるように練習しましょう。
目標
①やわらかく、広がりのある鍼のひびきをリズムをよく打てる練習をします。
一定したリズムで、つぎのポイントに移ります。

※効果や感じ方は人によって異なります

症例集
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