update:2012年9月19日 最終更新日:2012年9月19日

わかりやすい中医学入門 【陰と陽】⑭

※効果や感じ方は人によって異なります

実証と虚証については随所で具体的な例を挙げお話を致しますので、だんだんと理解を深めて行けるでしょう。ここでは実証と虚証の特徴を覚えてそれぞれの症状の違いを理解して下さい。

しかし臨床で出会う多くの病症は完全な虚証や実証であるというような単純な症例は少なく、実証と虚証が互いにいずれかの割合で混ざり合っているのが大半です。
さらに生体に本来なくてはならないものの、何がどの程度不足しているのかという「何」という情報が必要となるのです。

それは正である、気ですか、血ですか、津液ですか、そして気の不足、血の不足、津液の不足の状態とはどのような症状を表すのでしょうか。
また、生体に本来あってはならないもの、すなわち邪の何が過剰となっているのでしょうか。例えば、気滞(きたい)・血(おけつ)・痰湿(たんしつ)の過剰な状態はそれぞれどのような症状を表すのでしょうか。そして、虚証と実証がどのような割合で混ざっているのか、さらに「どこの」という情報が必要になってきます。どこの臓腑のなにが不足したり過剰になっているのでしょうか、というふうに見ていきます。

学問は積み重ねていくことが大切です。勉強が進むにつれて、病気や体質の分析が、広く深い視点から見れるようになってきます。職人芸ではなく、世界の共通認識である中医学の用語や言葉で表現することができるようになってきます。そして、どのような発生メカニズムで現在の身体の症状や体質が表れているのか、さらにそれらが将来的にはどのように経過していくのかわかるようになってくるのです。
健康になるためのアドバイスができるようになり、さらに、未病で治す、すなわち将来の病気を予測し、病気になる前に、どのように対処すればよいのかわかるようになり、病気の発生を未然に防ぐことができるのです。

ここでは、まず虚証と実証の概念を理解しておいてください。

※文中の証とは、証候(しょうこう)のことです。
証候とは、病態にある身体の状態を、その状態におよんだメカニズムまでを含んで全体として示した概念です。
たとえば、肝(かん)気鬱結(きうっけつ)とか心腎(しんじん)不交証(ふこうしょう)です。
症状とは、鼻水、発熱、下痢などの具体的な個々の症状をいいます。

証=証候:身体全体としての状態
症=症状:具体的な個々の症状

※効果や感じ方は人によって異なります

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